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価格・相場

2026年8月29日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は$2,444近辺まで下落し、24時間では約3.2%安となりました。ウォーシュ議長が物価への警戒を崩さない姿勢を示した一方、上場商品への資金流入は続いており、短期の売りと中期の買いが交錯しています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年8月29日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、$2,444近辺で推移しています。前日の$2,520近辺から約3.0%の下落となりました。

8月28日の講演が、直接のきっかけです。ウォーシュ議長は物価の2%目標への責任を強調し、この夏の指標が改善したことについて基調の変化を示すものではないと述べました。

講演前は$2,500台で推移していましたが、発言を受けて水準を切り下げています。24時間では約3.2%の下落でした。

それでも7日間では約2.1%の上昇を維持しています。8月18日の$1,840台からの戻りは、依然として3割を超えています。

資金の流入は続きました。ビットコイン(BTC)と合わせた上場商品への流入は、価格が下げるなかでも約4億4,070万ドルに達しています。

技術面では、50日と100日の指数平滑移動平均の位置関係が入れ替わりました。短期の線が長期の線を上抜けた形です。

ZUU Web3 竹原
下げても資金は入っています。短期と中期で、見方が分かれている状態ですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアム(ETH)は、”指針がなくなった市場”をどう歩くかが問われます。

中央銀行が先行きの指針を示さないと明言したことは、投資家の判断にどんな影響を及ぼすのでしょうか。

これまでは、会合の声明や見通しを読み解くことで方向を推し量れました。その手がかりが失われれば、経済指標そのものの重みが増します。発表のたびに値動きが大きくなる可能性があります。

価格動向のセクションでは、下落した水準と、移動平均の配置を整理します。

マクロ環境との連動のセクションでは、講演の中身と、金利への影響を取り上げます。

オンチェーンデータのセクションでは、下落局面でも続いた資金流入に触れます。

指針がない環境では、日々の値動きに振り回されやすくなります。だからこそ、資金の流れや供給の状況といった別の指標を併せて見る意味が増してきます。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

2026年8月29日午後2時ごろ(JST)時点で、イーサリアム(ETH)は$2,444近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね39万円前後の水準です。

8月28日には$2,356から$2,485まで、5.45%の値幅がありました。$2,500を超えた場面で売りが出た形です。

時価総額は約2,950億ドルです。史上最高値の$4,946.05からの下落率は約51%となっています。

指標 数値 備考
現在価格(8月29日) 約$2,444 約39万円前後で推移
前日水準・前日比 $2,520近辺から約-3.0% 講演を受けて反落
8月28日の高値 $2,485 $2,500の手前で売りが出る
8月28日の安値 $2,356 値幅は5.45%
7日間変動率 約+2.1% 週間ではプラスを維持
上値抵抗 $2,500、次に$2,542 後者は8月22日の高値
下値サポート $2,356、次に$2,136 後者は200日指数平滑移動平均
移動平均の配置 50日が100日を上抜け 短期の勢いが優勢な形
200日指数平滑移動平均 約$2,136 大きく上回った状態
相対力指数(RSI) 約78.7 84.8から低下、なお高水準
ETH/BTC比率 約0.0313 BTC 前日からほぼ横ばい
24時間出来高 約153億ドル 売買は活発な水準
時価総額 約$2,950億 前日の約$3,041億から減少
流通供給量 120,681,537ETH 発行上限の定めはなし
史上最高値からの下落率 約-51% 8月18日の約-61%から改善
史上最高値(参考) $4,946.05 2025年8月24日に記録

50日の指数平滑移動平均が100日の線を上抜けた点は、押さえておきたい変化です。8月の上昇局面では、$2,000の節目、100日線、200日線を短期間で次々に越えてきました。

相対力指数は84.8から78.7へ低下しました。価格が上昇するなかで指標が下がるのは、買われすぎの状態が解消される過程としては望ましい形です。ただし、なお高い水準にあります。

ZUU Web3 竹原
移動平均の並びが変わりました。ただ買われすぎの水準は続いており、押しには備えたいですね。

イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

8月28日の講演は、引き締め寄りの内容でした。ウォーシュ議長は物価の2%目標について、交渉の余地がない固定された水準だと述べています。

この夏の物価指標への評価も厳しいものでした。消費者物価指数と個人消費支出物価指数がいずれも予想を下回ったことについて、基調が大きく改善したことを示すものではないとしています。

市場との対話についても踏み込みました。同議長は、中央銀行が政策の道筋を事前に示すことをやめると明言し、どう反応するかの枠組みについても説明を避けています。

金利は上昇しました。2年物国債の利回りは0.04ポイント上がって4.27%となり、ドルも強含んでいます。暗号資産市場全体の時価総額は2兆6,500億ドルまで減少しました。

この銘柄にとって、金利の水準は他の銘柄以上に意味を持ちます。ステーキングによる年2%台の利回りが安全資産の利回りと直接比較されるためです。

今回の会議の主題は、金融の技術革新と決済への影響でした。ただし、この分野についての踏み込んだ発言は限られています。市場が期待していたステーブルコインやトークン化への言及は、目立った形では示されませんでした。

ZUU Web3 竹原
決済が主題の会議でしたが、期待された言及は限定的でした。肩透かしの面もありますね。

イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ

価格が下げるなかでも、資金は入り続けました。ビットコイン(BTC)と合わせた米国の現物ETFへの流入は、8月28日に約4億4,070万ドルに達しています。

下落局面での流入は、短期の売買とは別の判断が働いていることを示します。ただし、この規模が金利上昇による売りをすべて吸収できるわけではありません。

8月を通じて見れば、資金の流れは大きく転換しました。5月には約5億4,088万ドル、6月には約5億2,899万ドルの流出でしたが、8月は流入が5億ドルを超えています。

供給の面でも締まりが続きます。ネットワーク全体で預けられているETHは約4,230万枚で、流通供給の約35%にあたります。

企業の保有も規模を保っています。最大の保有者は585万ETHを抱えており、流通供給の約4.8%です。これらの分は、すぐには市場へ戻りません。

ネットワークの利用も高い水準です。8月下旬の手数料は1日あたり40万ドルを超える水準まで増えており、8月上旬の10倍を上回っています。手数料の一部は消却されるため、供給を絞る方向にも働きます。

指標 数値 傾向・補足
現物ETFの流入(8月28日) 約4億4,070万ドル ビットコイン(BTC)との合計
8月の資金フロー 5億ドル超の流入 今年最も多い月
5月の資金フロー 約5億4,088万ドルの流出 今年前半は流出が続いた
6月の資金フロー 約5億2,899万ドルの流出 8月に流れが逆転
ステーキング済みのETH 約4,230万枚 流通供給の約35%
最大企業保有者の保有量 585万ETH 流通供給の約4.8%
24時間ネットワーク手数料 40万ドル超 8月上旬の10倍を上回る
ZUU Web3 竹原
下げても資金は入り、供給は絞られています。短期の値動きとは別の流れですね。

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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