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価格・相場

2026年8月26日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

ビットコイン(BTC)は$78,900近辺で小幅に反落し、8月の上昇率は23%と2017年以来の大きさになっています。本日は物価指標が発表され、ジャクソンホール会議も始まるという、材料の集中する一日です。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年8月26日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、$78,900近辺で推移しています。前日の$80,000近辺から約1.4%の下落となりました。

8月の上昇率は23%です。9年ぶりの大きさで、2017年に65%上昇して以来の水準となります。8月の中央値が7%安であることを考えると、例年とは大きく異なる展開です。

本日は米国時間の朝に、7月の物価指標と第2四半期の国内総生産の改定値が発表されます。物価は前月比0.2%の上昇、成長率は年率1.5%への下方修正が見込まれています。

同じ日からジャクソンホール会議も始まります。ウォーシュ議長による初めての講演は8月28日です。

需給には変化の兆しもあります。直近1週間で強制的に決済された売り建ては64億ドルに達しており、踏み上げの燃料は尽きつつあります。

短期保有者の状況も変わりました。含み益を抱える割合は26.1%から74.9%へ跳ね上がっており、利益確定の売りが出やすい状態です。

ZUU Web3 竹原
8月としては9年ぶりの上昇率です。ただ材料が集中する週で、ここからが正念場ですね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”踏み上げの後に何が来るか”を考えたい局面です。

1週間で64億ドルの売り建てが決済された後、次に買う人はどこから現れるのでしょうか。

売り方の買い戻しは、対象が尽きれば止まります。上昇を続けるには、新たな買い手が現れる必要があります。ただし、直近で買った層の大半はすでに含み益を抱えており、売る動機も生まれています。

価格動向のセクションでは、8月の上昇率と、上下の目安を整理します。

マクロ環境との連動のセクションでは、本日の指標と、今週の日程を取り上げます。

オンチェーンデータのセクションでは、決済された売り建ての規模と、保有者の損益状況に触れます。

相場の底が固まったかどうかは、後になってから分かるものです。ただ、何が上昇を支えていたのかを把握しておけば、それが消えたときの備えはできます。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

2026年8月26日午後2時ごろ(JST)時点で、ビットコイン(BTC)は$78,900近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,260万円前後の水準です。

8月に入ってからは、約$64,000から一時$80,000近辺まで上昇しました。その後は$70,000台後半で足踏みが続いています。

時価総額は約1兆5,840億ドルです。史上最高値の$126,198からの下落率は約37%となっています。

指標 数値 備考
現在価格(8月26日) 約$78,900 約1,260万円前後で推移
前日水準・前日比 $80,000近辺から約-1.4% 節目の手前で足踏み
8月の上昇率 約23% 2017年以来9年ぶりの大きさ
参考:8月の中央値 約-7% 例年とは大きく異なる展開
上値抵抗 $80,000、次に$82,000 前者は市場が重視する境界
下値サポート $76,500、次に$72,000 前者は注文が集まる水準
注文の集中する帯 $78,500〜$80,000 $76,500近辺にも小規模な集中
200日移動平均 約$69,010 大きく上回った状態
短期保有者の平均取得価格 約$67,176 現在値は大きく上回る
長期保有者の平均取得価格 約$52,699 長期保有層は利益圏
時価総額 約$1.584兆 前日の約$1.606兆から減少
流通供給量 20,071,518BTC 上限2,100万BTCの約96%
史上最高値からの下落率 約-37% 8月18日の約-49%から改善
史上最高値(参考) $126,198 2025年10月6日に記録

$78,500から$80,000の帯には、まとまった注文が集中しています。この帯を抜けるには相応の買いが必要で、抜けられなければ押し戻される展開も考えられます。

下値では$76,500近辺にも注文の集中が見られます。急落の場面ではこの水準が最初の支えとなり、そこから先は$72,000までの間に目立った節目がありません。

ZUU Web3 竹原
上に厚い注文が控えています。抜けるか跳ね返されるかで、その後の展開が変わりますね。

ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動

本日は米国時間の朝に、複数の指標が同時に発表されます。7月の物価指標は前月比0.2%の上昇が見込まれ、6月の0.1%から加速する見通しです。前年同月比は3.3%で横ばいとされています。

同時に、第2四半期の国内総生産の改定値も公表されます。年率1.5%への下方修正が見込まれており、当初の2.1%から引き下げられる形です。

物価が加速し成長率が鈍化するという組み合わせは、金融政策にとって最も扱いにくい状況です。引き締めれば景気を冷やし、緩和すれば物価を押し上げます。

同じ日からジャクソンホール会議も始まります。CoinDeskによると、ウォーシュ議長による初めての講演は8月28日で、政策運営の考え方が示される場となります。

CoinDeskによると、Capital.comの分析担当者は、追加の引き締めから距離を置く内容であれば、ドル安と金利低下という今回の上昇の前提が保たれると指摘しています。一方、引き締め寄りの内容であれば利益確定を誘う可能性があります。

同氏は、この銘柄が勢いを持って今週に入る一方、数年ぶりの週間上昇の後だけに越えるべき水準も高くなっていると述べました。8月27日には雇用関連の指標も発表され、材料が連日続く週です。

ZUU Web3 竹原
物価は上がり成長は鈍る。政策として最も扱いにくい組み合わせですね。

出典:CoinDesk(今週の日程と市場関係者の見方)


ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ

今回の上昇を支えた仕組みが、限界に近づいています。CoinDeskによると、Charles Schwabの調査責任者であるJim Ferraioli氏は、8月19日以降に強制的に決済された無期限先物の売り建てが64億ドルに達したと指摘しました。

同氏は「踏み上げは短命に終わりがちですが、底を打ったかの議論には決着がつくかもしれません」と述べています。売り方が一掃された以上、上昇を続けるには新たな買い手が必要になります。

先物市場では、珍しい状態も現れました。先物価格が現物価格を下回る逆ざやが発生しています。通常は先物が現物より高く取引されるため、異例の配置です。

CoinDeskによると、同氏はこの状態について、買い建てに傾いているように見える機関投資家が、実際には価格の方向に賭けているのではなく、裁定取引の持ち高を組み替えている可能性があると指摘しています。

保有者の損益状況も大きく変わりました。価格が$63,000から$77,000へ上昇する過程で、短期保有者のうち含み益を抱える割合は26.1%から74.9%へ跳ね上がっています。

この変化は、利益確定の売りが出やすい状態を意味します。過去の局面でも、この割合が高い水準に達した後には調整が入ることが多く見られました。

指標 数値 傾向・補足
売り建ての強制決済 64億ドル 8月19日以降の累計
先物と現物の関係 先物が現物を下回る 通常とは逆の異例な配置
短期保有者の含み益の割合 74.9% 8月中旬は26.1%
参考:価格の推移 $63,000から$77,000 この間に損益が大きく改善
短期保有者の平均取得価格 約$67,176 現在値は大きく上回る
200日移動平均 約$69,010 回復した状態を維持
流通供給量 20,071,518BTC 上限2,100万BTCの約96%
ZUU Web3 竹原
売り方が一掃された後は、新しい買い手が要ります。ここからが本当の試験ですね。

出典:CoinDesk(先物市場の状況と強制決済の規模)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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