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価格・相場

2026年8月17日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

リップル(XRP)は$0.99台まで下落し、$1という節目を明確に割り込みました。制度面の日程が二つとも止まったまま、出来高は7日間平均の4割程度まで細っています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年8月17日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)は、$0.9913近辺で推移しています。前日の$1.00近辺から約1%の下落となりました。

チャートを直接参照したところ、$1という節目を明確に割り込んだ状態です。8月11日と8月15日にも一時的に下回る場面はありましたが、いずれも戻していました。

1週間前の$1.03から約4%下げており、直近1年で最も低い水準に近づいています。史上最高値の$3.65からは約72.6%低い位置です。

24時間の出来高は約5億4,400万ドルでした。7日間の1日平均である約13億3,600万ドルの4割程度にとどまり、参加者の少なさが際立ちます。

背景にあるのは、制度面の停滞です。上院の市場構造法案は9月中旬以降へ持ち越され、規制当局が8月14日に予定していた規則案の採決も直前に中止されました。

ネットワークの手数料も減少しています。直近24時間の手数料は約1,530ドルで、前日の約1,625ドルから下がりました。

ZUU Web3 竹原
節目を明確に割り込みました。出来高も細っており、戻す力は限られていますね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は、”待ち続けた結果”が価格に表れた局面です。

7月末から1カ月近く、この銘柄は制度の前進を待ち続けてきましたが、その間に何が積み上がったのでしょうか。

待っている間も、預託分の解放による供給は毎月確実に増えます。上場商品への資金流入は途絶えがちで、需給の差は開く一方でした。$1割れは、その積み重ねの結果とみることもできます。

価格動向のセクションでは、割り込んだ$1と、細った出来高を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、手数料の減少と、売買の内訳を取り上げます。

ファンダメンタルズのセクションでは、止まったままの日程と、今後の見通しに触れます。

節目を割り込んだ直後は、値動きが荒くなりやすい時期です。慌てて方向を決めつけるより、次に何が動きうるかを確認しておくことが有効かもしれません。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月17日午後2時ごろ(JST)のデータでは、リップル(XRP)は$0.9913近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね158円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の出来高は約5億4,400万ドルでした。時価総額は約621億ドルで、暗号資産のなかでは第6位です。

市場全体に占める比率は約3%です。ビットコイン(BTC)の約56.9%、イーサリアム(ETH)の約10.2%と比べると、規模の差は大きく開いています。

指標 数値 備考
現在価格(8月17日) 約$0.9913 約158円前後で推移
前日水準・前日比 $1.00近辺から約-1% $1を明確に割り込む
7日間変動率 約-4% 1週間前は$1.03
上値抵抗 $1.00、次に$1.03 前者は割り込んだ節目
下値サポート $0.98、次に$0.95 下値の目安は乏しい
24時間出来高 約5億4,400万ドル 7日間平均の4割程度
7日間の1日平均出来高 約13億3,600万ドル 足元は大きく下回る
30日間の1日平均出来高 約13億6,700万ドル 参加者の減少が続く
24時間ネットワーク手数料 約1,530ドル 前日の約1,625ドルから減少
24時間プロトコル収益 約251ドル 前日の約302ドルから減少
時価総額 約621億ドル 暗号資産で第6位
市場全体に占める比率 約3% ビットコイン(BTC)は約56.9%
流通供給量 約626億8,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
史上最高値からの下落率 約-72.6% 主要銘柄のなかで最も深い
史上最高値(参考) $3.65 2025年7月17日に記録

$1という節目を割り込んだことで、この水準は今度は上値の抵抗として意識される可能性があります。何度も試された末に割れた水準は、戻すのに時間を要することが少なくありません。

下値では明確な目安が乏しい状態です。$1という切りのよい数字より下には、市場が広く共有する水準がありません。

ZUU Web3 竹原
支えだった節目が抵抗に変わります。下値の目安が乏しい点も意識しておきたいですね。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

ネットワークの利用にも、勢いの衰えが見られます。ネットワークのデータを直接参照したところ、直近24時間の手数料は約1,530ドルでした。

前日の約1,625ドルから減少しています。8月16日には取引に参加したアドレスの数が2カ月ぶりの高水準に達しましたが、その勢いは1日で落ち着いた形です。

プロトコル収益はより大きく減りました。同じ時点で約251ドルとなり、前日の約302ドルから約17%の減少です。手数料の減少幅を上回っており、取引の内訳が変化していることがうかがえます。

売買の内訳には、これまでと同じ傾向が続いています。大手取引所の集計では、直近24時間で買い注文を出した利用者が12,925人、売り注文を出した利用者が4,810人でした。人数では買いが2.7倍を占めます。

それでも価格が下落したということは、規模の大きい売りが出ていることを示唆します。少額の買いが数多く入っても、大口の売りに吸収されている構図は変わっていません。

供給の増加も続きます。流通供給量は約626億8,000万XRPで、8月1日の預託解放で加わった約3億XRPの純増分が、依然として吸収される途中にあります。9月1日にも同規模の解放が予定されています。

指標 数値 傾向・補足
24時間ネットワーク手数料 約1,530ドル 前日の約1,625ドルから減少
24時間プロトコル収益 約251ドル 前日比で約17%の減少
買い注文を出した利用者数 12,925人 大手取引所の24時間集計
売り注文を出した利用者数 4,810人 人数では買いが2.7倍
24時間の取引件数 17,284件 参加者は減少傾向
流通供給量 約626億8,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
8月1日の供給純増 約3億XRP 吸収は途中の段階
次回の預託解放 9月1日 同規模の供給増が見込まれる
ZUU Web3 竹原
買う人の数は多いのに価格は下がります。金額で見る視点が引き続き必要ですね。

リップル(XRP)のファンダメンタルズ

この銘柄が待っている材料は、二つとも止まったままです。上院の市場構造法案は8月上旬の夏季休会入りで採決に至らず、議員が復帰するのは9月中旬になります。

もう一つの道筋も閉ざされました。米証券取引委員会は8月14日に暗号資産の規則案をめぐる採決を予定していましたが、前日に会合そのものを中止しています。新たな日程は示されていません。

この銘柄にとって、規則案は特別な意味を持っていました。十分に分散化したトークンを証券の枠組みから外す道筋が含まれるとされており、証券かどうかという分類に当局が答えを出す可能性があったためです。

その分類が定まらないかぎり、機関投資家が本格的に資金を配分する条件は整いません。上場商品への資金流入が8月に入って途絶えがちなのも、この不透明感が背景にあるとみられます。

今週は8月19日に前回の金融政策会合の議事要旨が公開されます。ただし、この銘柄はマクロ要因への感応度が低い状態が続いており、影響は限定的とみられます。

制度が動かない間も、供給は毎月確実に増えていきます。9月中旬まで、この構図が変わりにくい状況が続く見通しです。

ZUU Web3 竹原
待つ期間が長引くほど、供給の増加だけが積み上がります。9月の日程は押さえておきたいですね。

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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法人概要

会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
住所 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階


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