ビットコイン(BTC)は$63,050近辺で推移し、24時間の値幅が約$253という極端に狭いレンジにとどまりました。悪材料が続いても価格が崩れない状態について、相場の底を示す兆候だとする見方も出ています。
ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年8月16日)
ビットコイン(BTC)の注目ポイント
本日のビットコイン(BTC)は、$63,050近辺で推移しています。前日の$62,900近辺から約0.2%の上昇となりました。
チャートを直接参照したところ、24時間の高値は$63,115、安値は$62,862でした。値幅は約$253にとどまり、これまでで最も狭い部類に入ります。
週末で参加者が限られていることに加え、次の材料が乏しいことも背景にあります。8月14日に予定されていた規制当局の採決が中止され、当面の日程が空いた状態です。
市場全体に占める比率は約56.0%で、24時間では1.06ポイント低下しました。この銘柄が横ばいのなか、他の銘柄が買われたことになります。
7日間では約2.9%の下落です。$62,000から$65,000という帯での推移が続いており、市場では底値を固める局面という見方も出ています。
目先の支えは$62,900から$63,200近辺です。この帯を割り込むと、$61,000まで下げる可能性が高まるとの指摘もあります。
ZUU Web3 竹原ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解



最大の法人保有者の売却、大規模な流出事件、法案の停滞、規則案の採決中止という材料が続いても価格がほとんど動かない状態は、強さなのか無関心なのでしょうか。
市場では、資産が悪材料に反応しなくなることを下落局面の終わりの兆候とみる考え方があります。売る人がすでに売り終えているという解釈です。
価格動向のセクションでは、極端に狭まった値幅と、目先の支えを整理します。
オンチェーンデータのセクションでは、低下した市場比率と、資金フローの状況を取り上げます。
ファンダメンタルズのセクションでは、底打ちをめぐる見方と、その根拠に触れます。
ただし、無反応が続く期間の長さは誰にも分かりません。兆候として記録しつつ、断定はしないという姿勢が、この局面では有効かもしれません。
ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況
チャートを直接参照したところ、2026年8月16日午後2時ごろ(JST)のデータでは、ビットコイン(BTC)は$63,050近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,010万円前後の水準です。
同じ時点のデータでは、24時間の高値は$63,115、安値は$62,862でした。値幅は約$253で、前日の約$1,048から大きく縮んでいます。
時価総額は約1兆2,640億ドルで、市場全体に占める比率は約56.0%です。24時間の出来高は取引所によって差がありますが、週末で細っている状態です。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(8月16日) | 約$63,050 | 約1,010万円前後で推移 |
| 前日水準・前日比 | $62,900近辺から約+0.2% | ほぼ横ばい |
| 24時間高値 | $63,115 | $63,200には届かず |
| 24時間安値 | $62,862 | $62,800台は維持 |
| 24時間の値幅 | 約$253 | 前日の約$1,048から大幅に縮小 |
| 7日間変動率 | 約-2.9% | 週間ではマイナス圏 |
| 直近のレンジ | $62,000〜$65,000 | 底値を固める局面との見方も |
| 上値抵抗 | $63,657、次に$64,587 | それぞれ200週・50日の移動平均 |
| 下値サポート | $62,900〜$63,200、次に$62,000 | 前者を割ると$61,000も視野 |
| 200週移動平均 | 約$63,657 | 5日続けて下回る |
| 時価総額 | 約$1.264兆 | 前日の約$1.26兆から横ばい |
| 市場全体に占める比率 | 約56.0% | 24時間で1.06ポイント低下 |
| 流通供給量 | 約2,007万BTC | 上限2,100万BTCの約95.6% |
| 史上最高値からの下落率 | 約-50.0% | 中期の調整局面が続く |
| 史上最高値(参考) | $126,198 | 2025年10月6日に記録 |
200週移動平均の$63,657を5日続けて下回っています。この水準を回復できなければ、レンジの下半分での推移が続く可能性が高まります。
下値では$62,900から$63,200の帯が目先の支えです。市場では、この帯を明確に割り込むと$61,000まで下げる可能性が高まるとの指摘も出ています。



ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ
市場全体での位置づけに変化が出ています。チャートとネットワークのデータを直接参照したところ、8月16日午後2時ごろ(JST)時点で、暗号資産全体に占めるビットコイン(BTC)の比率は約56.0%でした。
24時間では1.06ポイントの低下です。8月上旬には57%を超えていたことを考えると、資金が他の銘柄へ分散し始めた可能性があります。
ただし、1日の動きで判断するのは早計です。値動きが極端に乏しい局面では、少額の売買でも比率が動きやすくなります。
資金フローは弱いままです。米国の現物ETFからは資金の流出が続いており、機関投資家が慎重な姿勢を保っていることを示しています。8月上旬に週間で8億5,000万ドル超の流入があったあと、勢いは続きませんでした。
大口の動向にも売り圧力が見られます。一部の大量保有者による売却が確認されているものの、市場全体を揺るがすような規模には至っていません。
供給の構造は変わりません。流通供給量は約2,007万BTCで、上限2,100万BTCの約95.6%に達しています。1ブロックあたりの報酬は3.125BTCです。
| 指標 | 数値 | 傾向・補足 |
|---|---|---|
| 市場全体に占める比率 | 約56.0% | 24時間で1.06ポイント低下 |
| 参考:8月上旬の比率 | 約57%超 | 資金の集中がやや緩む |
| 現物ETFの資金フロー | 流出が継続 | 機関投資家は慎重な姿勢 |
| 参考:8月上旬の週間流入 | 8億5,354万ドル | その後は勢いが続かず |
| 大口保有者の動向 | 一部で売却 | 市場全体を揺るがす規模ではない |
| 流通供給量 | 約2,007万BTC | 上限2,100万BTCの約95.6% |
| 1ブロックあたりの報酬 | 3.125BTC | 新規供給は年々減少 |



ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ
相場の局面をめぐって、注目すべき見方が示されました。Bloombergのテレビ番組に出演したBitwiseの最高投資責任者であるMatt Hougan氏は、悪材料に反応しなくなったことが下落局面の終わりを示す兆候だと述べています。
同氏が挙げた材料は具体的です。最大の法人保有者による売却の開始、同社の優先株STRCが額面の$100に対して$75近辺まで下げたこと、市場構造法案の成立確率が40%台から10%台へ低下したこと、そしてハードウェアウォレットからの1億1,600万ドル規模の流出です。
いずれも本来であれば売りを誘う内容ですが、価格はほとんど動きませんでした。同氏は、下落局面では悪材料に過剰に反応し好材料を無視する傾向があると指摘したうえで、現在はその逆になっていると分析しています。
次の買い手についても言及がありました。同氏は、大手の資産運用助言業者が暗号資産の上場商品を一つずつ承認しており、助言者が資産全体の2%から4%を配分する話をしていると述べています。
実際、市場が高値から約50%下げた局面でも、複数の助言業者が新たな商品の取り扱いを承認しました。同氏はこれを、価格の勢いではなく助言者側の需要によるものだとみています。
ただし、同氏は底を確定的なものとは述べていません。注視すべき兆候として位置づけるにとどめており、10月ごろに再び安値をつけるとの見方が広く共有されている点にも触れています。



当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
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|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
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