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価格・相場

2026年8月12日のリップル(XRP)の価格・相場・動き・相場市況レポート

リップル(XRP)は8月11日に一時$1を割り込み、2年ぶりの安値を記録しました。その後$1.02近辺まで戻していますが、心理的な節目をめぐる攻防が続いています。

目次

リップル(XRP) 相場解説(2026年8月12日)

リップル(XRP)の注目ポイント

本日のリップル(XRP)は、$1.02近辺で推移しています。前日とほぼ同水準ですが、24時間では約1.3%の上昇となりました。

その間に、大きな出来事がありました。8月11日に一時$1を割り込み、$0.99台まで下げる場面があったのです。この水準を下回るのは、2024年以来およそ2年ぶりです。

チャートを直接参照したところ、その後は買いが入り、$1.02台まで戻しています。$1という節目は、今年に入って何度も試されながら守られてきた水準でした。

24時間の出来高は約14.6億ドルで、前日から3割以上増加しました。下値を試す動きに、相応の売買が伴った形です。

日足の相対力指数は約38.4で、売られすぎとされる30には届いていないものの、弱い水準にあります。

本日は米国時間の朝に7月の消費者物価指数が発表されます。指標を前に持ち高を積む動きも出ており、目先の変動要因となります。

ZUU Web3 竹原
2年ぶりに$1を割り込みました。守り切れるかどうかが、当面の最大の焦点ですね。

リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のリップル(XRP)は、”$1という数字”が持つ意味を考えたい局面です。

技術的には意味を持たないはずの切りのよい数字が、なぜこれほど意識されるのでしょうか。

$1は多くの保有者にとって記憶に残る水準であり、損益の分岐点となっている人も少なくありません。だからこそ、その前後では売買が集まりやすくなります。

価格動向のセクションでは、割り込んだ$1と、上に並ぶ移動平均を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、下落局面で増えた大口ウォレットと、急増した建玉を取り上げます。

マクロ環境との連動のセクションでは、本日の物価指標と、原油高がもたらす影響に触れます。

節目を割り込んだあとの数日は、その水準を取り戻せるかどうかで方向が決まりやすくなります。慌てて判断するより、値動きの落ち着きを待つ視点も必要です。


リップル(XRP)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月12日午後2時ごろ(JST)のデータでは、リップル(XRP)は$1.02近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね160円台前半の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の高値は$1.039、安値は$1.008でした。8月11日には一時$0.99台まで下げる場面もありました。

24時間の出来高は約14.6億ドルで、前日から3割以上増加しています。時価総額は約633億ドルで、暗号資産のなかでは第6位です。

指標 数値 備考
現在価格(8月12日) 約$1.02 約160円台前半で推移
前日水準・前日比 $1.02近辺から約+1.3% $1割れからの戻り
24時間高値 $1.039 $1.04には届かず
24時間安値 $1.008 8月11日には$0.99台も
2年ぶりの安値更新 $1を一時割り込む 2024年以来の水準
上値抵抗 $1.03、次に$1.06 前者は7日間の単純移動平均
下値サポート $1.00、次に$0.99 後者は直近の安値
20日指数平滑移動平均 約$1.0843 現在値の上に位置
50日指数平滑移動平均 約$1.1165 戻りの最初の関門
100日指数平滑移動平均 約$1.1972 中期の上値目標
日足の相対力指数(RSI) 約38.4 弱いが売られすぎではない
24時間出来高 約14.6億ドル 前日から3割以上増加
時価総額 約633億ドル 暗号資産で第6位
直近3カ月の時価総額変化 約-29% 市場全体の減速を反映
史上最高値(参考) $3.65 2025年7月17日に記録

移動平均は3本とも現在値の上に並んでいます。戻りを試しても、$1.08、$1.11、$1.19と順に抵抗として機能しやすい配置です。

目先は$1を終値で維持できるかが焦点です。この水準を明確に割り込むと、市場では$0.92前後が次の支えとして意識されるとの見方も出ています。

ZUU Web3 竹原
戻すにも、いくつも壁を越える必要があります。まずは$1の定着からですね。

リップル(XRP)のオンチェーンデータ

価格が節目を割り込む一方で、保有の構造には変化が出ています。台帳のデータを直接参照したところ、100万XRP以上を保有するウォレットが、今回の下落局面で32件増えました。

下げる場面で大口が買い増し、少額の保有者が手放すという構図です。これはビットコイン(BTC)でも同時期に観測されている傾向で、市場全体に共通する動きといえます。

デリバティブでも動きがありました。8月11日には建玉が約1億7,174万ドル、率にして20.46%増加しています。消費者物価指数の発表を前に、方向性に賭ける持ち高が積み上がった形です。

建玉の急増は、値動きが大きくなりやすい状態を意味します。指標の結果が想定と異なれば、一方向への清算が連鎖する可能性もあります。

ネットワークの利用は活発化しました。同じ時点の直近24時間の手数料は約1,384ドルで、前日から約32.1%増加しています。プロトコル収益も約277ドルと、約8.4%増えました。

ただし、絶対額としては依然小さい水準です。取引ごとにごく少量のXRPを消却する設計のため、利用が増えても手数料収入が大きく伸びる構造にはなっていません。

指標 数値 傾向・補足
100万XRP以上のウォレット増加 32件 下落局面での買い増し
建玉の増加(8月11日) 約1億7,174万ドル 率にして20.46%増
24時間ネットワーク手数料 約1,384ドル 前日比約+32.1%
24時間プロトコル収益 約277ドル 前日比約+8.4%
24時間出来高 約14.6億ドル 前日から3割以上増加
流通供給量 約625億3,000万XRP 上限1,000億XRPの約63%
市場全体に占める比率 約2.8% 暗号資産で第6位の規模
ZUU Web3 竹原
大口が買い、個人が離れる構図です。建玉も膨らんでおり、値が飛びやすい状態ですね。

リップル(XRP)とマクロ環境との連動

本日は米国時間の朝に、7月の消費者物価指数が発表されます。市場予想は前年同月比3.4%で、6月の3.5%から鈍化する見通しです。

8月7日の雇用統計では、7月の非農業部門雇用者数が2万3,000人の減少となり、9月の追加利上げ観測は後退しました。物価の伸びが鈍ければ、その流れは一段と強まります。

一方で、逆風も強まっています。CoinDeskによると、ホルムズ海峡の再開に向けた交渉が行き詰まり、北海ブレント原油は1バレル89.08ドルまで上昇しました。先週の安値から12%を超える上げ幅です。

CoinDeskは、この局面でリップル(XRP)が$1を割り込む可能性に言及し、デリバティブの建玉が主要銘柄のなかで最も増えたと伝えています。市場全体の不透明感が、この銘柄に集中的に表れた形です。

もっとも、この銘柄を規定してきたのはマクロ要因ではありません。市場構造法案の審議が9月中旬以降へ持ち越された状態が続いており、それが上値を抑える最大の要因です。

本日の指標が良好な内容であれば$1.06までの戻りも視野に入りますが、制度面の日程が動かないかぎり、本格的な回復は難しい状況とみられます。

ZUU Web3 竹原
指標で戻る場面はあっても、根本の材料は9月待ちです。時間軸を分けて見ておきたいですね。

出典:CoinDesk(交渉の停滞と主要銘柄の動向)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
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