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価格・相場

2026年8月12日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

ビットコイン(BTC)は$63,300近辺まで水準を切り下げ、200週移動平均を再び下回りました。ホルムズ海峡の再開協議が行き詰まり、原油価格が1バレル89ドルまで上昇したことが重しとなっています。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年8月12日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、$63,300近辺で推移しています。前日の$63,850近辺から約0.9%の下落となりました。

チャートを直接参照したところ、200週移動平均の$63,657を再び下回っています。8月4日に回復してから1週間で、二度目の下抜けです。

直接の要因は、中東情勢の悪化です。CoinDeskによると、ホルムズ海峡の再開に向けた交渉が暗礁に乗り上げ、北海ブレント原油は1バレル89.08ドルまで上昇しました。先週の安値から12%を超える上げ幅です。

原油高は物価を押し上げる要因となり、金利低下への期待を打ち消します。8月7日の雇用統計がもたらした追い風は、その効果を失いつつある状況です。

本日は米国時間の朝に7月の消費者物価指数が発表されます。市場予想は前年同月比3.4%で、6月の3.5%から鈍化する見通しです。

7日間では約1.5%の下落となりました。指標の結果次第で、$63,000台の攻防に決着がつく可能性があります。

ZUU Web3 竹原
雇用の追い風を原油の逆風が打ち消しています。今夜の指標が、その綱引きの行方を決めそうですね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”大口と個人が逆を向いている”事実に注目したい局面です。

価格が下げ続けるなかで、最も規模の大きい保有者たちが買いを増やしているという構図を、どう読み解けばよいでしょうか。

1万BTC以上を持つウォレットの数は、この2カ月で増え続けています。一方、少額の保有者は減少が続いており、両者の行動は明確に分かれています。

価格動向のセクションでは、二度目の下抜けとなった200週移動平均と、下値の目安を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、この大口と個人の乖離を数字で確認します。

地政学・国際情勢のセクションでは、行き詰まった交渉と原油高の影響を取り上げます。

大口が正しいとは限りませんが、資金の規模が大きい以上、その動きは需給に影響します。誰がどちらを向いているのかは、押さえておく価値があります。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月12日午後2時ごろ(JST)のデータでは、ビットコイン(BTC)は$63,300近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,010万円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、8月11日の値幅は$63,752から$65,316でした。$65,500への上昇が売られたあと、$64,000台の防衛が試される展開が続いています。

時価総額は約1兆2,700億ドルで、7日間の騰落率は約1.5%安です。前日まで5営業日続いた上昇の流れは、いったん止まりました。

指標 数値 備考
現在価格(8月12日) 約$63,300 約1,010万円前後で推移
前日水準・前日比 $63,850近辺から約-0.9% 2営業日続けての下落
8月11日の値幅 $63,752〜$65,316 $65,500への上昇が売られる
7日間変動率 約-1.5% 週間ではマイナスに転じる
上値抵抗 $63,657、次に$65,500 前者は200週移動平均
下値サポート $63,200、次に$62,000 その下に$60,000の心理的節目
200週移動平均 約$63,657 8月4日以来、二度目の下抜け
50カ月指数平滑移動平均 $65,827 長期の強弱を分ける節目
100日単純移動平均 約$67,628 中期の上値目標
予想変動率 約35.6% 年初来の最低水準
時価総額 約$1.27兆 前日の約$1.281兆から減少
市場全体に占める比率 約57.1% 資金の集中傾向が継続
史上最高値(参考) $126,198 2025年10月6日に記録

予想変動率が年初来の最低水準まで下がっている点は、押さえておきたいところです。市場が大きな値動きを想定していないことを示す一方、こうした局面のあとには急な変動が起きやすい傾向もあります。

目先は$63,200を守れるかが焦点です。指標が想定を下回れば$65,000の回復も視野に入りますが、上振れすれば$62,000、さらに$60,000までは目立った支えがありません。

ZUU Web3 竹原
変動率が年初来の最低です。静かな時期ほど、次の動きに備えておきたいですね。

ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ

価格の弱さとは対照的に、大口の動きは活発です。CoinDeskによると、1万BTC以上を保有するウォレットの数が90まで増え、6カ月ぶりの高水準となりました。

この8週間だけで6件増えており、7.1%の増加にあたります。7月29日以降、10BTCから1万BTCの範囲を保有する層は、合計で15億ドル相当を買い集めました。

一方、少額の保有者は減り続けています。CoinDeskによると、ごく小規模なウォレットは8月を通じて着実に減少しました。大口が買い、個人が離れるという構図が鮮明になっています。

この乖離の背景として、二つの要因が挙げられています。ハードウェアウォレットの脆弱性による約1億2,000万ドル相当の流出と、市場構造法案の遅れです。いずれも個人の心理を冷やす材料でした。

需給の面では、$63,000という水準の重みも指摘されています。この価格帯では供給の約1割が直近で移動しており、現在値の近辺では最も買いが集中した帯です。

逆に、上値では$69,000が意識されます。短期の保有者が平均して取得した価格であり、そこまで戻れば損失を回避する売りが出やすい水準です。

指標 数値 傾向・補足
1万BTC以上を持つウォレット数 90 6カ月ぶりの高水準
同ウォレットの8週間の増加 6件(約7.1%増) 大口の参加が拡大
大口層の買い集め 約15億ドル相当 7月29日以降の累計
少額保有者 8月を通じて減少 大口とは逆方向の動き
$63,000近辺の供給集中 全体の約1割 現在値近くで最も厚い需要帯
短期保有者の平均取得価格 約$69,000 戻り売りが出やすい水準
市場全体に占める比率 約57.1% 資金が大型銘柄へ集中
ZUU Web3 竹原
大口が買い、個人が離れる局面です。どちらが正しいかは、後になってから分かることですね。

出典:CoinDesk(大口と個人の保有動向)


ビットコイン(BTC)と地政学・国際情勢

週明けに広がった楽観は、わずか1日で消えました。CoinDeskによると、8月10日にはイランがオマーンとの間でホルムズ海峡の再開に向けた合意に近づいているとの報道が出て、ビットコイン(BTC)は$65,200まで上昇していました。

しかし翌日、状況は一変します。CoinDeskによると、トランプ大統領がイランに対し50年分の補償を交渉の条件として求めたことで、早期解決への期待が消えました。

原油価格の反応は明確でした。北海ブレント原油は1バレル89.08ドルまで上昇し、先週の安値から12%を超える上げ幅となっています。Bloombergによると、原油は6営業日続けて上昇しました。

米国の戦略石油備蓄も細っています。CoinDeskが引用したBloombergの分析によると、備蓄量は約3億バレルと40年ぶりの低水準です。供給不安が長期化する構図がうかがえます。

原油高が問題となるのは、輸送費や生産費を通じて物価全般を押し上げるためです。8月7日の雇用統計では雇用者数が減少し、追加利上げの観測が後退しました。しかし物価が上振れすれば、金融政策は身動きが取りにくくなります。

本日発表される7月の消費者物価指数には、8月に入ってからの原油高は反映されません。それでも、雇用の弱さと物価の高止まりが同時に進む構図が示されれば、市場の警戒は一段と強まる可能性があります。

ZUU Web3 竹原
1日で楽観が消える展開でした。地政学の材料は、片方向に決めつけずに見ておきたいですね。

出典:CoinDesk(交渉の停滞と原油価格の上昇)CoinDesk(週明けの合意期待と市場の反応)CoinDesk(戦略石油備蓄の水準)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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