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価格・相場

2026年8月5日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は$1,860近辺で小幅に下落し、ETH/BTC比率は3営業日続けて低下しました。一方、米最大の資産管理銀行がステーキング業務への参入を発表し、機関投資家向けの環境整備は着実に進んでいます。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年8月5日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,860近辺で推移しています。前日の$1,868近辺からわずかに水準を切り下げ、約0.4%の下落となりました。

同じ期間にビットコイン(BTC)はほぼ横ばいでした。8月に入ってからの5営業日のうち4日でビットコイン(BTC)を下回っており、劣後する展開が続いています。

チャートを直接参照したところ、ETH/BTC比率は約0.0291で、前日の約0.0293からさらに低下しました。3営業日続けての低下です。

上値では$1,935から$1,940の帯が重い状態が続いています。この水準は100日移動平均が位置する場所と重なっており、直近1週間で3度はね返されました。

24時間の出来高は約72億ドルで、前日の約71億ドルとほぼ同水準です。市場全体に占める比率は約10.0%でした。

今週の焦点は8月7日の米雇用統計です。それまでは$1,828から$1,900のレンジ内での推移が見込まれます。

ZUU Web3 竹原
同じ抵抗帯で3度止められています。跳ね返される回数が増えるほど、その水準は意識されやすくなりますね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアム(ETH)は、”制度が整うほど価格が動かない”という違和感を確かめたい局面です。

機関投資家がステーキングに参加しやすい環境が整いつつあるのに、価格がむしろ弱含んでいるのはなぜでしょうか。

制度の整備は、資金が入る前提を作る作業です。前提が整っただけでは資金は動かず、実際に配分が決まるまでには時間差があります。

価格動向のセクションでは、低下が続くETH/BTC比率と、3度はね返された抵抗帯を整理します。

オンチェーンデータのセクションでは、市場全体でのこの銘柄の位置づけと、資金がビットコイン(BTC)へ集中している構図を取り上げます。

ファンダメンタルズのセクションでは、米大手銀行のステーキング参入と、欧州の銀行が示した資産配分の変更に触れます。

短期の値動きと制度の進展は、別々の時計で進みます。どちらか一方だけを見ていると判断を誤りやすい局面が続いています。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月5日午後2時ごろ(JST)のデータでは、イーサリアム(ETH)は$1,860近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね30万円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の出来高は約72億ドルで、前日とほぼ同水準です。時価総額は約2,245億ドルとなり、暗号資産全体に占める比率は約10.0%でした。

7日間では約3%の下落です。ビットコイン(BTC)が同期間に約0.8%高とプラスへ転じたのとは対照的な動きになっています。

指標 数値 備考
現在価格(8月5日) 約$1,860 約30万円前後で推移
前日水準・前日比 $1,868近辺から約-0.4% ビットコイン(BTC)は横ばい
7日間変動率 約-3% ビットコイン(BTC)の約+0.8%に劣後
上値抵抗 $1,900、次に$1,935〜$1,940 後者は直近1週間で3度はね返された帯
下値サポート $1,828、次に$1,800 前者は8月4日の安値
100日移動平均 $1,935〜$1,940付近 上値抵抗帯と重なる
ETH/BTC比率 約0.0291 BTC 3営業日続けて低下
24時間出来高 約72億ドル 前日の約71億ドルとほぼ同水準
時価総額 約$2,245億 暗号資産で第2位
市場全体に占める比率 約10.0% 前日から横ばい
流通供給量 約1億2,068万ETH 発行上限の定めはなし
史上最高値からの下落率 約-62% ビットコイン(BTC)の約-49%より深い
史上最高値(参考) $4,946.05 2025年8月24日に記録

抵抗帯を3度試して越えられなかった事実は、目先の上値の重さを示しています。ここを明確に上抜けるには、材料か資金のどちらかが必要です。

下値では、8月4日の安値$1,828が最初の防衛線となります。8月2日に記録した$1,823.55と近接しており、この帯を守れるかが当面の焦点です。

ZUU Web3 竹原
上は3度止められ、下は2度守られています。狭まった値幅は、いずれどちらかに解けることになりますね。

イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ

市場全体での位置づけを確認しておきます。チャートとネットワークデータを直接参照したところ、8月5日午後2時ごろ(JST)時点のイーサリアム(ETH)の比率は約10.0%でした。

同じ時点でビットコイン(BTC)の比率は約56.9%と、前日の約56.2%から上昇しています。市場全体の時価総額が横ばいのなか、資金がビットコイン(BTC)側へ寄っている構図です。

ETH/BTC比率の推移も、この動きと一致します。8月3日の約0.0296から、4日に約0.0293、5日に約0.0291と、3営業日続けて低下しました。

7月のイーサリアム(ETH)は、資金フローの差を背景にビットコイン(BTC)を大きく上回りました。その差が8月に入って逆流している以上、7月の優位は一時的なものだった可能性も考えられます。

流通供給量は約1億2,068万ETHで、前日から大きな変化はありません。手数料の一部が消却される設計のため供給はわずかに減少方向にありますが、価格を動かすほどの規模ではありません。

指標 数値 傾向・補足
市場全体に占める比率 約10.0% 前日から横ばい
ビットコイン(BTC)の比率 約56.9% 前日の約56.2%から上昇
ETH/BTC比率(8月5日) 約0.0291 BTC 3営業日続けて低下
ETH/BTC比率(8月3日) 約0.0296 BTC 8月に入っての高値
流通供給量 約1億2,068万ETH 消却設計でわずかに減少方向
24時間出来高 約72億ドル 前日とほぼ同水準
時価総額 約$2,245億 暗号資産で第2位
ZUU Web3 竹原
資金が大型銘柄へ寄る局面では、順位の下の銘柄ほど戻りが遅れます。比率の推移は追っておきたいですね。

イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

制度面では、機関投資家向けの環境整備が一段進みました。CoinDeskによると、米最大の資産管理銀行であるBNYは8月4日、デジタル資産の保管サービスにステーキング機能を追加すると発表しました。

基盤の提供先にはGalaxyが選ばれています。保管とステーキングを一つの仕組みでまかなえるようになるため、機関投資家が持分証明型のネットワークへ参加する際の手間が減る見込みです。

ただし、開始時期や対応する銘柄は明らかにされていません。規制当局の審査を経たうえで、対象となる顧客も限定されるとされています。すぐに大きな資金が動く話ではない点は押さえておきたいところです。

資産配分の面でも、注目すべき開示がありました。CoinDeskによると、イタリアの大手銀行であるIntesa Sanpaoloは、第2四半期にビットコイン連動ETFの保有を94%減らす一方、ステーキング機能付きのイーサリアム連動ETFの保有を3倍に増やしました。

具体的には、ビットコイン連動ETFの保有株数を646,809株から40,723株へ削減し、コールオプションもほぼ解消しています。対照的に、ステーキング型のイーサリアム連動ETFは349,600株へ増やし、評価額は315万ドルから710万ドルになりました。

第2四半期は、ビットコイン(BTC)が14%、イーサリアム(ETH)が25%下落した局面です。CoinDeskによると、同期間の米国の現物ETFはビットコイン連動で48億9,000万ドル、イーサリアム連動で7億1,500万ドル超の資金流出を記録しました。全体が流出するなかで、この銀行はステーキングによる利回りが得られる商品へ配分を移した形になります。

ZUU Web3 竹原
下落局面で保有を増やす判断は、利回りという別の理由があってこそです。判断の材料が増えているということですね。

出典:CoinDesk(BNYのステーキング参入)CoinDesk(Intesa Sanpaoloの保有変更)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
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