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価格・相場

2026年8月1日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

ビットコイン(BTC)は7月31日に$63,000を割り込み、1日で約3%下落しました。日本銀行の金融政策決定と円買い介入が重なった週末、静かだった相場がようやく方向を出した格好です。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年8月1日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、$62,800近辺で推移しています。前日の$64,700近辺から水準を切り下げ、24時間では約3%の下落となりました。

7月31日の値動きは、月末らしい荒さでした。同日の高値$65,164から安値$62,473まで、約$2,690の値幅がありました。前日の値幅が約$1,570だったことを考えると、倍近くに広がった計算です。

前日に指摘したボリンジャーバンドの収縮は、下方向への放れという形で解消されました。月末のオプション満期を通過したあと、$65,000台を維持できずに売りが加速した流れです。

下値では、200週移動平均が位置する$63,300を明確に下抜けました。安値は7月17日以来の水準で、市場が意識してきた$62,500の目前まで到達しています。

ただし、月間で見れば7月は上昇で終えています。チャートを直接参照したところ、直近30日間の騰落率は約7%高でした。5月と6月の下落からの持ち直しが続いた月だったといえます。

本日は土曜日で、市場参加者は限られます。次の材料は来週の米雇用統計となり、それまでは薄商いのなかでの推移が見込まれます。

ZUU Web3 竹原
狭いレンジがようやく崩れました。ただし方向が決まったと見るには、まだ材料が足りない気もしますね。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”下げたのに崩れていない”という状態をどう評価するかが分かれ目です。

1日で3%下げたにもかかわらず、月間では上昇を確保して7月を終えたという事実を、強さと読むべきか、単なる時間差と読むべきでしょうか。

7月は、利上げ観測の再燃、長期金利の上昇、AI関連株の急落、そして著名なハードウェアウォレットをめぐる大規模な流出事件と、悪材料が連続した月でした。それでも下値は限定的でした。

価格動向のセクションでは、$63,300の下抜けと$62,500という次の節目、そして拡大した値幅を整理します。

マクロ環境との連動のセクションでは、日本銀行の決定と円買い介入、そして株式市場との明確な乖離を取り上げます。日本の読者にとって、今回は為替の影響を無視できない局面です。

ファンダメンタルズのセクションでは、自己保管の前提を揺るがした流出事件と、法案審議の停滞について触れます。

悪材料に対して価格の反応が鈍いとき、それは耐性の表れである場合と、単に売る人がすでにいない場合の両方があります。どちらなのかは、次に資金が戻るかどうかで判明します。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年8月1日午後2時ごろ(JST)のデータでは、ビットコイン(BTC)は$62,800近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね1,000万円前後の水準です。

同じ時点のデータでは、24時間の高値は$65,164、安値は$62,473でした。安値は7月17日以来の水準で、$62,000の手前で下げ止まっています。

24時間の出来高は約298億ドルで、前日の約267億ドルから増加しました。時価総額は約1兆2,600億ドルとなり、前日の約1兆3,000億ドルから目減りしています。7日間では約2%の下落でした。

指標 数値 備考
現在価格(8月1日) 約$62,800 約1,000万円前後で推移
前日水準・前日比 $64,700近辺から約-3% 7月31日に$63,000を割り込む
24時間高値 $65,164 満期前後に$65,000台を回復
24時間安値 $62,473 7月17日以来の水準
24時間の値幅 約$2,690 前日の約$1,570から拡大
7日間変動率 約-2% 週間では下落に転じる
30日間変動率 約+7% 月間では上昇を確保
上値抵抗 $65,000、次に$65,500 7月に複数回はね返された帯
下値サポート $62,500、次に$60,000 前者は7月31日の安値圏
200週移動平均 約$63,300 7月31日に明確に下抜け
24時間出来高 約298億ドル 前日から増加し売買は活発化
時価総額 約$1.26兆 前日の約$1.30兆から減少
史上最高値(参考) $126,198 2025年10月6日に記録

下落の規模に対し、強制的な決済は限定的でした。CoinDeskによると、Bitfinexのアナリストは、6月末の急落局面でレバレッジをかけた建玉がすでに整理されていたため、今回の下げでは追随する売りが出にくかったと分析しています。

同社の集計では、日次の平均清算額は今年の平均的な水準である4億〜5億ドルを大きく下回って推移しています。アナリストは「強制的な売りの燃料は、すでに使い果たされていました」と述べています。

ZUU Web3 竹原
大きく下げても清算が膨らまないのは、身軽になっている証拠かもしれません。安心材料と危険信号、どちらにも読めますね。

出典:CoinDesk(清算動向とアナリスト分析)


ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動

7月31日は、日本の投資家にとって為替が主役の一日でした。Bloombergによると、日本銀行は政策金利を1%に据え置きましたが、基調的なインフレ率が2%の目標を上回る可能性を初めて警告し、9月にも動く可能性を示しました。

決定は8対1で、高田審議委員が1.25%への引き上げを主張して反対票を投じています。同行は6月に1995年以来の高水準まで利上げしたばかりで、追加利上げの現実味が増した形です。

その数時間前には、政府が為替市場に介入したとみられています。Bloombergによると、米国の協力を得たとみられる異例の対応で、円は一時的に大きく買い戻されました。

この結果、ドル円は一時158円を割り込んだあと、160円近辺まで戻しています。ビットコイン(BTC)のドル建て価格が約3%下げたのに対し、円建てでは為替の影響が下落幅を一部相殺した形になりました。

株式市場との連動も崩れています。CoinDeskによると、7月31日は韓国のKOSPIが15%上昇し、Nasdaq100の先物も1.23%高となる一方で、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)はそろって下落しました。株高と暗号資産安が同時に起きた一日です。

目先の焦点は来週の米雇用統計です。CoinDeskによると、利上げ観測が残るなかで投資家は守りの姿勢を続けており、現物ETFへの資金流入が戻るかどうかが次の判断材料になるとみられます。

ZUU Web3 竹原
円建てで見るか、ドル建てで見るかで景色が変わる局面です。国内の投資家は為替も併せて確認しておきたいですね。

出典:Bloomberg(日本銀行の決定と為替介入)CoinDesk(株式市場との乖離)


ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ

7月31日に市場が消化していたのは、自己保管をめぐる大規模な流出事件です。CoinDeskによると、著名なハードウェアウォレットであるColdcardの脆弱性を突かれ、25分間で594BTC、約3,800万ドル相当が抜き取られました。

製造元のCoinkiteは、攻撃者が過去のファームウェアをAIで解析して脆弱性を見つけた可能性が高いとしています。標的となったのは旧型端末の単一署名ウォレットでした。

CoinDeskによると、取引会社Wincentのハワード氏は、盗まれた分がまだ換金されていないため、今後の売却が目先の価格の重しになると指摘しています。事件は、暗号資産の根本的な価値である自己保管の運用リスクを改めて浮き彫りにしました。

制度面では停滞が続いています。Bloombergによると、7月31日の下落は、米国の市場構造法案をめぐる勢いの後退と、CoinbaseおよびStrategyの決算不振が重なったことが背景にあります。

Bloombergは、FalconXのリム氏が、法案への期待が薄れるなかでファンドが戻り局面で売りを出していると述べたと伝えています。同氏はまた、ビットコイン(BTC)の予想変動率が歴史的な低水準にあり、レンジ内の推移が続いている点にも触れています。

ZUU Web3 竹原
技術と制度、両方の前提が同時に揺らいだ一日でした。地味ですが、後から効いてくるタイプの材料かもしれません。

出典:CoinDesk(Coldcardの流出事件)Bloomberg(法案の停滞と決算の影響)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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ZUU Web3編集部

配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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