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価格・相場

2026年7月24日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は$1,800台へ反落し、$2,000への挑戦がいったん頓挫しました。米国のイラン空爆が13日目に入り、リスク回避の売りが広がったためです。ただし7月を通じた上昇の構造そのものは、まだ崩れていません。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月24日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,800台から$1,900手前で推移しています。7月23日の朝には$1,933をつけましたが、その後の取引で$1,800近辺まで水準を切り下げ、週初からの上昇分を吐き出しました。

下落の主因は、ETH固有の材料ではありません。米国によるイランへの空爆が13日目に入り、リスク回避の売りが株式を含む市場全体に広がったためです。暗号資産市場では24時間で約2億5,000万ドルが清算されました。

ただし、7月を通じて築かれた上昇の構造そのものは、まだ崩れていません。ETHはS&P500との相関が約67.6%と高く、今回の下げも市場全体の動きに連動したものです。$1,800の維持が、当面の焦点となります。

ZUU Web3 竹原
ETH自身に悪材料が出たわけではなく、外の嵐に巻き込まれた形です。原因を切り分けて見ておきたいですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”外の嵐”にどこまで耐えられるかを見る一日かもしれません。

$2,000へ向かう勢いが地政学リスクで止められたこの動きを、あなたは一時的な足踏みと見るでしょうか、それとも転換点と見るでしょうか。

本日のイーサリアム(ETH)は、$1,800台まで押し戻されました。価格動向のセクションでは、$1,800という防衛線と、再挑戦の条件となる$1,900の構図を整理します。そして、マクロ環境との連動のセクションでは、中東情勢と来週のFOMCという二つの外部要因を掘り下げます。

重要なのは、今回の下落の性質です。建玉が減少しながら価格が下がるのは、新たな売り手が現れたというより、買い持ちの投資家が手仕舞ったことを示します。清算額約2億5,000万ドルのうち、約1億8,800万ドルが買い持ちの解消でした。

つまり、これは強制的な整理であって、ETHへの評価が変わったわけではありません。実際、ETFへの資金流入は2週連続で続き、機関投資家の姿勢は維持されています。地合いと需給が、逆方向に働いている状況です。

外部要因による下げと見るのか、上昇の限界と見るのか。判断材料は交錯していますが、「$1,800を守れるか」という具体的な手がかりを見る視点を持って、ご自身なりに考えてみてください。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、2026年7月24日時点(JST)のデータでは、イーサリアム(ETH)は$1,800〜$1,900近辺で推移していました。日本円に換算すると、おおむね27万円台後半の水準です。

7月23日は$1,933.32で寄り付いた後、午前9時22分(EDT)には$1,899.38まで下落し、その後さらに$1,800近辺まで水準を切り下げました。7月21日の高値$1,953からは反落しましたが、6月末の安値$1,514からは依然として高い水準を保っています。

指標 数値 備考
現在価格(7月24日) 約$1,800〜$1,900 約27万円台後半で推移
7月23日寄付 $1,933.32 前日比+0.3%で開始
7月23日の下落後 約$1,800近辺 週初の上昇分を吐き出す
直近高値 約$1,953 7月21日、6月2日以来
上値抵抗 $1,900、次に$1,950〜$2,000 $2,000は繰り返し上値の壁
下値サポート $1,800、次に$1,700 $1,800割れで7月の戻りが崩れる
50日EMA $1,806近辺 この水準の攻防が焦点
100日EMA $1,944近辺 再挑戦の関門
S&P500との相関 約67.6% マクロ連動の高さを示す
時価総額 約$2,330億 時価総額2位
史上最高値(参考) $4,946 2025年8月24日に記録

テクニカル面では、$1,800の維持が最重要です。Cryptopolitanによると、この水準を割り込めば7月の回復そのものが崩れ、$1,700への下押しリスクが高まるとされています。50日EMAの$1,806とも重なる、二重の防衛線です。

上値については、$1,900の回復が再挑戦の条件となります。日足でこの水準を明確に超えられれば、$2,000、さらに$2,050が視野に入るとの見方があります。ただし、$2,050は複数のアナリストが「本格的な転換の分水嶺」と位置づける、簡単ではない水準です。

ZUU Web3 竹原
$1,800を守れるかが最初の関門です。ここを維持できれば、$1,900への再挑戦も見えてきますね。

イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

本日のイーサリアム(ETH)の下落を主導したのが、中東情勢の緊張です。Benzingaによると、米国によるイランへの空爆が13日目に入り、投資家のリスク許容度が低下しました。株式市場でもダウ平均が506.93ポイント下落しています。

この動きは、原油価格を通じてインフレ懸念を高めます。CoinMarketCapによると、地政学的緊張と原油高がインフレ再燃の警戒を生み、リスク資産全般に圧力をかけました。ETHはS&P500との相関が約67.6%と高く、直接的な影響を受けやすい資産です。

暗号資産市場では、24時間で約2億5,000万ドルが清算されました。うち約1億8,800万ドルが買い持ちの解消です。ビットコイン(BTC)の建玉も2.85%減少しており、投機的なポジションの整理が進んでいます。

来週には7月28〜29日のFOMCが控えています。地政学リスクによる原油高がインフレを再燃させれば、Warsh FRB議長の姿勢はさらに硬化しかねません。ETHにとっては、二つの外部要因が重なる局面が続きます。

ZUU Web3 竹原
中東情勢が原油を、原油がインフレを、インフレが金利を動かします。この連鎖がETHにも及んでいますね。

出典:Benzinga(イラン空爆13日目と市場の清算状況)CoinMarketCap(S&P500との相関と下落要因の分析)


イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

価格が押し戻される一方、イーサリアム(ETH)の需給面では改善が続いています。米国の現物イーサリアムETFは、7月17日までの週に約1億544万ドルの純流入を記録し、2週連続のプラスとなりました。

この流入は、同じ週のビットコイン(BTC)向けの約7,567万ドルを上回りました。ETF上場以来はじめて、機関投資家の資金がETHに傾いた形です。BlackRockのETHAが約1億3,531万ドルを集め、けん引役となりました。

ただし、直近では変化の兆しもあります。CoinMarketCapによると、2週間ぶりに取引所への純流入が発生し、これが軽度の売り圧力となりました。地政学リスクを受けて、一部の保有者が動いた可能性があります。

技術面では、大型アップグレード「Glamsterdam」が第3四半期後半へ延期されたままです。目先の起爆剤を欠くなか、当面のETHはETFという資金の流れと、市場全体の地合いに左右される構図が続きます。

ZUU Web3 竹原
資金は入り続けていますが、取引所への戻りも見え始めました。需給の細かな変化にも目を配りたいですね。

出典:Bitfinex(ETHとBTCのETF資金比較)CoinMarketCap(取引所への資金流入の変化)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」

社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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