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価格・相場

2026年7月11日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は7月10日、約3%上昇して1,790ドル台を回復し、節目の1,800ドルに迫りました。中東情勢の緊張が続くなかでも、市場の関心は地政学から規制の進展へと移りつつあり、リスク選好の回復が相場を押し上げています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月11日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、前日までの伸び悩みから一転して上昇し、1,790ドル台まで値を戻す底堅い動きを見せています。

CoinDeskによると、イーサリアム(ETH)は7月10日午後時点で約1,790ドルと、24時間で約3%上昇しました。前日まで重かった1,800ドルの節目が、視野に入る水準まで戻しています。

Yahoo Financeによると、イーサリアム(ETH)は7月10日午前に1,795ドルまで上昇し、週間では約2.7%高となりました。ETFへの資金流入と、暗号資産の市場構造を定めるCLARITY法案への期待が、相場を下支えしています。

市場では、中東情勢の緊張が続くなかでも、投資家の関心が地政学リスクから米国の規制動向へと移りつつあることが、相場の底堅さにつながっているとの見方が広がっています。

ZUU Web3 竹原
市場の関心が地政学から規制へと移りつつある変化は、相場の潮目を読むうえで注目したいですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”ワシントン発の期待”が地政学の不安を上回れるかが問われる局面かもしれません。

相場の主役が中東情勢から米国の規制論議へと移りつつある今、この変化をどう読み解けばよいのでしょうか。

イーサリアム(ETH)は、前日まで1,800ドルの壁に上値を抑えられていましたが、規制期待を背景としたリスク選好の回復で、その節目に再び挑む展開となっています。

この後の価格動向・チャート概況では、1,800ドルの上抜けと、その先に意識される水準を整理します。ファンダメンタルズのセクションでは、CLARITY法案の進展や、Robinhoodによる新たなレイヤー2の始動といったネットワークの動きに触れます。

さらにマクロ環境との連動のセクションでは、規制期待が地政学リスクを上回りつつある地合いと、リスク選好の回復について掘り下げます。市場では、規制の明確化が機関投資家の新規資金を呼び込むとの期待がある一方、法案審議にはなお不透明さが残り、価格が上値を明確に抜けるには確認が必要との慎重な声もあります。

期待と不透明さが交錯するなかで、今回の上昇をどう捉えるか、読者自身の視点で考えていただきたい局面です。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、7月10日午後0時49分時点(米国東部時間)のデータでは、イーサリアム(ETH)は1,789ドル台で推移していました。日本円換算ではおおむね1ETH=約28万円前後の水準です。

同時点の24時間上昇率は約3%、24時間の取引高は約46億ドルで、時価総額は約2,160億ドルと、依然として時価総額2位を維持しています。当日午前には一時1,795ドルまで上昇する場面もありました。

テクニカル面では、economies.comによると、イーサリアム(ETH)は50日EMAを上回り、短期的な上昇基調が強まっています。直近では、7月8日に1,720ドル台まで下落したのち、7月10日に1,790ドル台まで反発する流れとなりました。上値では1,800ドル、下値では1,700ドルが意識される水準です。

指標 数値 備考
現在価格(7月10日) 約1,789ドル 1,800ドルに接近
前日比 約+3% 24時間ベース
週間騰落率 約+2.7% 着実な回復
当日高値圏 約1,795ドル 7月10日午前
直近の安値 約1,720ドル 7月8日、地政学リスクで下落
直近レンジ 約1,720〜1,795ドル 足元の値幅
上値抵抗① 約1,800ドル 強い上値の壁
上値抵抗② 約1,865ドル 次の上値目標
下値サポート① 約1,708ドル 50日EMA・下支えの目安
下値サポート② 約1,694ドル 200日移動平均線
より深い支持帯 約1,580ドル 過去3年で3度支えた需要ゾーン
時価総額 約2,160億ドル 時価総額2位
史上最高値(参考) 約4,953ドル 2025年8月24日に記録

史上最高値の約4,953ドルと比べると、現在の水準はなお6割以上低い位置にあります。今回の反発が本格的な回復につながるかは、1,800ドルの節目を明確に上抜けできるかが一つの目安とみられます。

ZUU Web3 竹原
何度も跳ね返されてきた1,800ドルを超えて定着できるかどうかが、反発の本気度を測る関門になりそうですね。

イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

ファンダメンタルズ面では、規制と制度整備の前進が注目されます。cryptonews.comによると、暗号資産の市場構造を定めるCLARITY法案の新たな草案が来週にも公表される可能性があり、規制の明確化への期待が高まっています。

投資家の間では、明確なルールが整えば機関投資家の新規資金を呼び込むとの見方が広がっており、これがイーサリアム(ETH)を含む市場全体の底堅さにつながっています。ワシントンの政策動向が、中東情勢のニュース以上に市場の関心を集める状況です。

ネットワーク面でも動きがありました。cryptonews.comによると、Robinhoodは、Arbitrum Orbitを用いたイーサリアム(ETH)のレイヤー2「Robinhood Chain」を構築しています。取引をイーサリアム(ETH)に決済し、ガス代にETHを用いる仕組みで、中長期的にネットワークの活動を後押しするとみられます。

また、7月9日にニューヨークで初開催された大型カンファレンス「ETHConf」に大手金融機関が集結したことも、イーサリアム(ETH)の金融インフラとしての成熟を印象づけました。レイヤー2やトークン化資産、分散型金融の拡大が、価格の停滞をよそに着実に進んでいます。

ZUU Web3 竹原
価格が動かないなかでもネットワークの利用が広がっている点は、長期の視点で見ておきたい材料ですね。

出典:cryptonews.com(CLARITY法案とRobinhood Chain)CoinMarketCap(ETHConfと機関投資家の動き)


イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

今回の上昇は、マクロ環境における市場の関心の変化を反映しています。cryptonews.comによると、暗号資産市場では規制論議が地政学に代わって最大の話題となりつつあり、イーサリアム(ETH)はワシントンの動向を手がかりに底堅く推移しました。

中東情勢の緊張は続いているものの、市場はこれをいったん消化し、リスク選好が戻りつつあります。イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)の反発にも追随し、主要銘柄がそろって上昇する展開となりました。

市場の次の焦点は、7月14日発表の消費者物価指数(CPI)です。中東情勢に伴う原油高がインフレ懸念を残すなか、この結果が利上げ観測の後退という足元の支えを左右するとみられます。

規制期待という新たな支柱と、なお残るマクロの不確実性。当面のイーサリアム(ETH)は、この両者を見極めながらの値動きが続くとみられます。

ZUU Web3 竹原
規制への期待が支えとなる一方、CPIなどの経済指標も控えているので、両にらみで見ておきたいですね。

出典:cryptonews.com(規制論議と市場の関心の変化)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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