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価格・相場

2026年7月9日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は7月8日、トランプ米大統領によるイラン停戦終了の宣言を受けて約4%下落し、1,730ドル台まで値を下げました。中東情勢の再燃によるリスク回避の流れが、7月に入って続いた反発基調に水を差しています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月9日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、地政学リスクの再燃を受けて反落し、1,730ドル台で上値の重い展開となっています。

CoinDeskによると、トランプ米大統領がイランとの停戦を「終わった」と表明し、米国とイランが空爆を応酬したことで、暗号資産と株式がそろって下落しました。イーサリアム(ETH)は24時間で約2.6%下落し、前日の1,790ドル台から水準を切り下げました。

7月に入ってからのイーサリアム(ETH)は、機関投資家の買い集めを背景に11%高の力強い反発を演じていましたが、今回の外部ショックでいったん勢いが止まった形です。

もっとも、週間ベースでは依然として約6%高を維持しており、下落は反発トレンドの範囲内にとどまっています。市場の関心は、中東情勢の推移と7月14日発表の消費者物価指数(CPI)に集まっています。

ZUU Web3 竹原
力強い反発が続いていただけに、地政学リスクによる急ブレーキは投資家心理を試す展開といえそうですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”地力”と”外部要因”のどちらが勝るかを見極める局面かもしれません。

今回の下落を、反発の終わりとみるべきか、それとも地政学要因による一時的な調整とみるべきか——冷静に切り分けたいところではないでしょうか。

イーサリアム(ETH)は7月に入って、大口保有企業の買い集めやネットワークの実利用拡大という「地力」を背景に反発してきました。今回の下落は、その地力が外部ショックにどこまで耐えられるかを試す場面です。

この後の価格動向・チャート概況では、下落局面で意識される下値サポートと、反発のカギとなる水準を整理します。地政学・国際情勢のセクションでは、イラン情勢の再燃が相場にどう波及したかを掘り下げます。

さらにファンダメンタルズのセクションでは、下落局面でも続く機関投資家の買い集めや、ネットワークの利用状況に触れます。市場では、こうした需給の強さが下値を支えるとの見方がある一方、市場全体のリスク回避が続けば上値は限られるとの慎重な声も残っています。

短期の値動きと長期の地力、その両方を見据えながら、今回の下落をどう捉えるか、読者自身の視点で考えていただきたい局面です。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、7月8日午後4時50分時点(米国東部時間)のデータでは、イーサリアム(ETH)は1,735ドル台で推移していました。日本円換算ではおおむね1ETH=約28万円前後の水準です。

同時点の24時間下落率は約2.6%で、前日の1,790ドル台から水準を切り下げました。24時間の取引高は約51億ドルで、時価総額は約2,095億ドルと、依然として時価総額2位を維持しています。

直近では、7月4日に1,795ドルの直近高値をつけたのち、地政学ショックで1,720〜1,740ドルまで押し戻される流れとなりました。上値では1,800ドル台の50日EMA、下値では1,690ドル前後の200日移動平均線が意識される水準です。

指標 数値 備考
現在価格(7月8日) 約1,735ドル 地政学リスクで下落
前日比 約-2.6% 24時間ベース
週間騰落率 約+6% 反発トレンドは維持
直近高値 約1,795ドル 7月4日に到達
直近の安値 約1,540ドル 6月末の複数年ぶり安値圏
直近レンジ 約1,720〜1,795ドル 足元の値幅
上値抵抗① 約1,804ドル 50日EMA・Supertrendが集中
上値抵抗② 約1,865ドル 次の上値目標
下値サポート① 約1,708ドル 50日移動平均線
下値サポート② 約1,694ドル 200日移動平均線
24時間取引高 約51億ドル
時価総額 約2,095億ドル 時価総額2位
史上最高値(参考) 約4,953ドル 2025年8月24日に記録

史上最高値の約4,953ドルと比べると、現在の水準はなお6割以上低い位置にあります。今回の地政学ショックをこなして1,694〜1,708ドルの移動平均線を維持できるかが、反発基調を保てるかの目安とみられます。

ZUU Web3 竹原
1,700ドル前後に集まる移動平均線を守れるかどうかが、当面の下値を測るうえで意識されそうですね。

イーサリアム(ETH)と地政学・国際情勢

本日の下落の最大の要因は、中東情勢の再燃です。Yahoo Financeによると、米国がホルムズ海峡で非軍事船舶を攻撃したイランに対して報復の空爆を実施し、両国の長期的な和平が深刻な危機に陥りました。

Yahoo Financeによると、こうした地政学的な不確実性が高まる局面では、暗号資産のようなリスク資産への需要が低下する傾向があります。イーサリアム(ETH)もこの流れに沿って売られました。

CoinDeskによると、トランプ米大統領が停戦の終了を表明したことで、暗号資産と株式がそろって下落し、市場全体にリスク回避の動きが広がりました。地政学リスクは予測が難しく、事態の推移次第で相場が大きく振れやすい状況が続くとみられます。

当面のイーサリアム(ETH)の値動きは、ビットコイン(BTC)との連動を含め、中東情勢の展開に神経質に反応しやすい地合いが続くとの見方があります。

ZUU Web3 竹原
地政学リスクは急に動くだけに、関連ニュースや原油価格の動きにも幅広く目を配っておきたいですね。

出典:Yahoo Finance(米・イランの空爆とリスク資産への影響)CoinDesk(停戦終了と市場の反応)


イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

価格が下落する一方で、イーサリアム(ETH)の需給面ではなお底堅さが確認されています。Coinbaseのデータによると、直近では機関投資家が買い集めを続ける一方、一部の個人投資家が利益確定の売りを出す動きが見られました。

The Defiantによると、大口保有企業Bitmineは先週4万2,197ETH(約7,300万ドル相当)を買い増し、保有量をイーサリアム(ETH)総供給量の約4.8%にあたる574万ETH超へと積み増しました。下落局面でも蓄積を続ける姿勢がうかがえます。

ネットワークの利用も堅調です。Coinbaseによると、イーサリアム(ETH)は1日あたり約44万5,000のアクティブアドレスと280万件の取引を処理し、価格変動のなかでも安定した利用水準を保っています。

加えて、長期ロードマップ「Lean Ethereum」を巡る開発者の議論も進んでいます。ただし、7月8日には取引所への流入が約8,200万ドル分確認され、一部で売り圧力も出ていることから、市場では下値の底堅さと利益確定の綱引きが続いているとみられます。

ZUU Web3 竹原
価格が下がっても機関投資家が買い集めを続ける姿勢は、下値を測るうえで注目したい材料ですね。

出典:The Defiant/Coinbase(Bitmineの買い増しとネットワーク利用)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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社名 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.)
設立 2024年11月13日
代表取締役 竹原 壮起
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