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価格・相場

2026年7月7日のイーサリアム(ETH)の価格・相場・動き・相場市況レポート

イーサリアム(ETH)は7月6日、1,790ドル台で底堅く推移し、7月に入ってからの反発基調を維持しました。開発者コミュニティが長期ロードマップ「Lean Ethereum」を支持する動きや、取引所からの大量流出が、市場の注目を集めています。

目次

イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年7月7日)

イーサリアム(ETH)の注目ポイント

本日のイーサリアム(ETH)は、7月に入ってからの強い反発の勢いを保ち、1,790ドル台で底堅く推移しています。

相場を支えているのは、7月初旬の弱い米雇用統計とハト派的なFRBの姿勢を受けた、リスク資産全体の地合い改善です。6月末の複数年ぶり安値圏からの回復が続いています。

加えて、イーサリアム(ETH)固有の材料として、開発面と需給面の動きが注目されています。CoinDeskによると、開発者コミュニティは共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が示した長期ビジョン「Lean Ethereum」を支持しつつ、実行のスピードを速めるよう求めているとされます。

需給面では、CoinMarketCapによると、7月5日にBinanceから16万6,000ETHを超える資金が1日で流出し、2023年3月以来の高水準を記録しました。取引所からの流出は、当面の売り圧力の低下を示唆するとの見方があります。

ZUU Web3 竹原
価格の反発に加えて、開発の方向性や取引所からの流出といった中身の動きにも目を向けたい局面ですね。

イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のイーサリアムは、”目先の反発”と”長期の設計図”を切り分けて考えたい局面かもしれません。

足元の価格の底堅さを、短期的なマクロ要因によるものとみるか、それとも長期的な地力の反映とみるか——切り分けて考えたいところではないでしょうか。

イーサリアム(ETH)は6月末に1,540ドル前後の複数年ぶり安値圏まで沈んだのち、7月に入って12%高の反発を演じ、足元では1,790ドル台を維持しています。

この後の価格動向・チャート概況では、反発後に意識される上値抵抗と、下値の防衛ラインとなる水準を整理します。マクロ環境との連動のセクションでは、金利・ドルの動きとイーサリアム(ETH)の関係、そして月末のFOMCに向けた市場の見方を掘り下げます。

さらにファンダメンタルズのセクションでは、長期ロードマップ「Lean Ethereum」を巡る開発者の議論や、取引所からの大量流出が示す需給の変化に触れます。市場では、これらを長期的な強気材料とみる声がある一方、多年にわたる開発計画ゆえに恩恵の実感は先になるとの見方も残っています。

目先の値動きと長期的な構造変化、その両方を見据えながら、今回の反発をどう捉えるか、読者自身の視点で考えていただきたい局面です。


イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況

チャートを直接参照したところ、7月6日午後3時56分時点(米国東部時間)のデータでは、イーサリアム(ETH)は1,793ドル台で推移していました。日本円換算ではおおむね1ETH=約28万円前後の水準です。

同時点の24時間上昇率は約0.8%、24時間の取引高は約85億ドルで、時価総額は約2,164億ドルと、依然として時価総額2位を維持しています。

直近では、6月末に1,540ドル前後の複数年ぶり安値圏まで下落したのち、7月に入って急反発し、1,790ドル台まで値を戻す流れとなりました。上値では1,800ドルの心理的節目、下値では1,650ドル前後が意識される水準です。

指標 数値 備考
現在価格(7月6日) 約1,793ドル 反発後の底堅い推移
前日比 約+0.8% 24時間ベース
週間騰落率 約+7%台 7月の反発基調を維持
直近高値 約1,795ドル 7月4日に到達
直近の安値 約1,540ドル 6月末の複数年ぶり安値圏
直近レンジ 約1,540〜1,795ドル 反発局面の値幅
上値抵抗① 約1,800ドル 心理的節目
上値抵抗② 約1,865ドル 50日EMAが意識される水準
下値サポート① 約1,650ドル 反発維持の目安
下値サポート② 約1,540ドル 下抜け時の警戒水準
24時間取引高 約85億ドル
時価総額 約2,164億ドル 時価総額2位
史上最高値(参考) 約4,953ドル 2025年8月24日に記録

史上最高値の約4,953ドルと比べると、現在の水準はなお6割以上低い位置にあります。今回の反発が本格的な回復につながるかは、1,800ドルの心理的節目を上抜けし、1,865ドル前後の50日EMAを回復できるかが一つの目安とみられます。

ZUU Web3 竹原
1,800ドルを超えて定着できるかどうかが、反発持続の分かれ道として引き続き意識されそうですね。

イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動

今回の反発局面は、イーサリアム(ETH)がマクロ環境と強く連動していることを改めて示しました。相場を支えているのは、7月初旬の弱い米雇用統計を受けた利上げ観測の後退です。

金利低下とドル安の観測が、流動性に敏感なイーサリアム(ETH)を含む暗号資産全体を支える構図となっています。イーサリアム(ETH)はビットコイン(BTC)との連動性も強く、市場全体の地合いに沿った値動きが続いています。

市場の次の焦点は、7月14日発表の消費者物価指数(CPI)、そして7月末のFOMCに移っています。CoinDeskによると、物価をめぐる見通しがビットコイン(BTC)を含む主要銘柄の強気地合いを下支えしているとされます。

金融政策を巡る市場の見方次第で、リスク資産全体の流動性環境が変わりうるため、マクロ指標の動向が引き続き重要な分岐点となりそうです。

ZUU Web3 竹原
月内のCPIやFOMCが目先の節目になりそうなので、それまでの金利やドルの動きにも目を配りたいですね。

出典:CoinDesk(物価見通しと主要銘柄の地合い)


イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ

開発面では、イーサリアム(ETH)の長期ロードマップが注目を集めています。CoinDeskによると、共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が示した「Lean Ethereum」構想は、EVMを含むネットワークの中核を数年がかりで刷新するもので、多くの研究者から支持を得ているとされます。

ただし、CoinDeskによると、研究者の一部は「課題は何を作るかではなく、どれだけ速く実現できるかだ」と指摘し、開発スピードの加速を求めているとされます。長期的な技術的優位性を高める動きとして評価される一方、恩恵の実感は先になるとの見方もあります。

需給面では、取引所からの資金流出が注目されます。CoinMarketCapによると、7月5日にBinanceから16万6,000ETHを超える資金が1日で流出し、2023年3月以来の高水準を記録しました。

取引所の保有量が減少することは、投資家が長期保有やステーキングへ資金を移す動きを示唆するとされ、供給面での引き締まりが意識されています。加えて、機関投資家の受け皿となる非営利団体「Ethereum Institutional」の発足など、長期的な需要基盤の整備も進んでいます。

ZUU Web3 竹原
長期の設計図と足元の需給、その両方が少しずつ動いていることは、腰を据えて見ていく価値がありそうですね。

出典:CoinDesk(Lean Ethereumと開発者の議論)CoinMarketCap(Binanceからの流出と機関投資家向けの動き)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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