リップル(XRP)は7月4日、1.09ドル前後まで上昇し、市場全体の反発に乗って心理的節目の1.00ドルから明確に持ち直しました。スポットXRP ETFへの資金流入が8週連続で続くなか、当面の上値抵抗となる1.10ドルを突破できるかが焦点です。ただし本日は米国が独立記念日の連休に入るため、薄商いには注意が必要です。
リップル(XRP) 相場解説(2026年7月4日)
リップル(XRP)の注目ポイント
リップル(XRP)は、1.09ドル前後まで上昇しました。前日の弱い米雇用統計を受けた市場全体の反発に乗り、心理的節目の1.00ドルから明確に持ち直しています。当面の上値抵抗は1.10ドルです。
注目すべきは、スポットXRP ETFへの資金流入が8週連続で続いている点です。価格が下落する局面でも機関投資家が買い続けており、運用資産は10億ドルの大台に迫っています。価格の弱さと資金流入の対照が続いています。
本日のリップル(XRP)は、市場全体の反発と、途切れないETFへの資金流入を追い風に、上値抵抗の突破を試す局面にあります。投資家にとっては、1.10ドルを超えられるかを見極める場面です。ただし本日は米国の独立記念日で、薄商いには注意が必要です。
ZUU Web3 竹原リップル(XRP)に関するZUU Web3の見解



下落局面でも機関投資家が買い続けてきたいま、あなたはこの資金流入を反転の起点と見るか、それとも価格への波及を見極めるべき段階と捉えるでしょうか。
本日のリップル(XRP)は、市場全体の反発に乗るなか、複数の材料が交錯しています。価格動向のセクションでは、1.00ドルからの反発と、1.10ドルの上値抵抗をめぐるテクニカル構造を確認します。
マクロ環境のセクションでは、弱い雇用統計を受けた市場全体の反発と、ビットコインとの連動を整理します。ファンダメンタルズのセクションでは、8週連続となったETFの資金流入と、待たれるCLARITY Actの採決を取り上げます。
注目すべきは、目先の反発が市場全体の地合いに支えられる一方、機関投資家の継続的な買いという構造的な下支えも積み上がっている点です。目先の反発に沸くのか、それとも資金流入と価格の乖離が収れんする瞬間を冷静に見極めるのか。今の相場は、その両面を見る視点を投資家に求めているといえそうです。
リップル(XRP)の価格動向・チャート概況
チャートを直接参照したところ、7月4日時点のデータでは、リップル(XRP)は1.09ドル前後で推移していました。市場全体の反発に沿って、前日からおよそ4〜5%上昇しています。1.00ドル台の安値圏から明確に持ち直しました。
前日7月3日には一時1.10ドルに接近する場面もありました。年初来ではなお約53%安の水準です。1月に付けた高値の約2.40ドルからも大きく水準を切り下げていますが、6月の安値圏からは反発しています。
テクニカル面では、当面の最大の焦点は1.10ドルの上値抵抗です。これを明確に上抜ければ、次は1.18〜1.20ドルの節目が視野に入ります。一方、下値では1.00〜1.06ドルに約8億3000万XRPの買いが集中する厚い支持帯があり、これが下値を支えています。50日・200日移動平均線は1.13〜1.14ドル付近にあり、この回復が短期トレンド好転の条件とされています。
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(7月4日) | 約1.09ドル | 1.00ドルから明確に持ち直し |
| 前日比 | 約+4〜5% | 市場全体の反発に連動 |
| 直近高値(7月3日) | 約1.10ドル | 当面の上値抵抗に接近 |
| 年初来騰落率 | 約-53% | 戻りは途上 |
| 下値サポート | 約1.00〜1.06ドル | 約8億3000万XRPの厚い買い集中帯 |
| 上値抵抗 | 約1.10ドル | 突破で1.18〜1.20ドルが視野 |
| 次の上値抵抗 | 約1.18〜1.20ドル | 下降チャネル上限 |
| 50日・200日移動平均線 | 約1.13〜1.14ドル | 短期トレンド好転の分岐点 |
| 年初来高値(参考) | 約2.40ドル(1月) | そこから大きく下落 |
| 史上最高値(参考) | 約3.84ドル(2018年1月) | 現値は同水準から約7割安 |



リップル(XRP)とマクロ環境との連動
本日のリップル(XRP)の上昇は、市場全体の地合い改善に沿ったものです。前日発表された6月の米雇用統計が市場予想を下回り、FRBの利上げ観測が後退しました。これを受けて、ビットコインが6万2000ドルに迫る水準まで反発し、XRPもこれに連動して持ち直しました。
もっとも、XRPの上値は市場全体の地合いに左右されやすい状況が続いています。24/7 Wall St.によると、ビットコインの市場占有率(ドミナンス)が約55%と高く、アルトコインへの資金が回りにくい地合いが続いています。XRPの本格的な上昇には、ビットコインの安定が前提となります。
もっとも、本日は米国が独立記念日の連休に入ります。U.Todayによると、この連休で市場の流動性が細り、機関投資家の参加も限られるため、値動きが振れやすくなる点には注意が必要です。当面は、ビットコインの動向と7月28〜29日のFOMCが、XRPの方向を左右するとみられます。



出典:24/7 Wall St.(ビットコインとの連動・ドミナンス)、U.Today(独立記念日連休の流動性リスク)
リップル(XRP)のファンダメンタルズ
リップル(XRP)固有の最大の材料が、スポットXRP ETFへの継続的な資金流入です。U.Todayによると、XRP ETFは7月2日に655万ドルの純流入を記録し、8週連続のプラスとなりました。この日はBitwiseのファンドが流入のすべてを占めました。
注目すべきは、その資金流入が価格下落の局面でも続いてきた点です。U.Todayによると、7本のXRP ETFの運用資産は合計で9億8791万ドルに達し、10億ドルの大台に迫っています。これはXRPの時価総額の約1.5%に相当します。機関投資家が、価格の弱さのなかでも着実に買い増してきたことを示しています。
一方、規制面では引き続き不透明感が残ります。24/7 Wall St.によると、XRPを商品として位置づけるCLARITY Actは、当初目標の7月4日成立が見送られました。上院が7月13日まで休会するため、本会議の採決は早くても7月下旬から8月初旬にずれ込む見通しです。8週連続の資金流入という強材料と、規制の遅れという不透明感が併存しています。



出典:U.Today(XRP ETFの8週連続流入・運用資産)、24/7 Wall St.(CLARITY Actの採決見通し)
当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
ビットコイン・イーサリアム・XRPをはじめとする主要銘柄の相場レポートを毎日更新。価格動向・オンチェーンデータ・マクロ環境・ファンダメンタルズを多角的に分析してお届け。読者が「自分で判断できる力」を養えることを第一に、中立・正確な情報発信。
法人概要
会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」
| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
| 代表取締役 | 竹原 壮起 |
| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
株式会社ZUU グループ会社一覧
ZUU Singapore
株式会社ZUUM-A
株式会社COOL
<加入団体>
第二種金融商品取引業協会
日本投資顧問業協会
<登録番号>
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号
株式会社COOL SERVICE
<加入団体>
日本貸金業協会 会員 第005946号
<登録番号>
東京都知事(3)第31603号
株式会社Unicorn(第一種少額電子募集取扱業者)
<加入団体>
日本証券業協会
<登録番号>
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
株式会社ZUU Wealth Management
(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
<登録番号>
金融商品仲介業者 関東財務局長(金仲)第923号
ZUU Funders株式会社
株式会社ZUU IFA
株式会社経済界
株式会社NET MONEY