5月13日(水)のイーサリアム(ETH)は、2,295〜2,310ドル付近で推移しています。前日5月12日には、Ethereum FoundationがLedger・Trezor・MetaMask等と連携した新セキュリティ標準「Clear Signing(ERC-7730)」を発表し、Pro-Bitcoin Kevin Warsh氏がFRB理事として上院承認されるなど構造的に重要な動きが連続しました。本日はWarsh議長就任投票と4月CPI発表という二大マクロイベントが控え、6月予定のGlamsterdamアップグレードの開発進捗とも重なる節目の日となっています。
イーサリアム(ETH) 相場解説(2026年5月13日)
イーサリアム(ETH)の注目ポイント
5月13日(水)のイーサリアム(ETH)は、2,295〜2,310ドル付近で推移しています。OKXによれば、5月13日時点でETHは2,295.05ドル、24時間で-2.24%の動き、時価総額は2,769.0億ドル、と整理されています。Fortuneでは、5月12日9時15分(EDT)時点でETHは2,290.85ドル、前日同時刻比-40ドルとなっていた、と報告されています。
本日最大の注目点は四つあります。一つは5月12日にEthereum FoundationがLedger・Trezor・MetaMask・WalletConnectなどと連携して「Clear Signing(ERC-7730・ERC-8176)」セキュリティ標準を発表したこと、二つ目はKevin Warsh氏が5月12日に上院でFRB理事として承認され本日5月13日に議長就任投票が予定されている点、三つ目は4月CPI発表でインフレ加速見通しがある点、四つ目は5月14日のCLARITY法案上院銀行委員会マークアップが翌日に迫っている点です。
CoinDeskによれば、Ethereum FoundationのClear Signing標準はBybitハック(15億ドル)やWazirX侵害(2.35億ドル)など過去数年で数十億ドル相当の損失を生んだ「blind signing」問題への対処として導入された、と整理されています。同記事は、Ledgerが2021年に発祥させ、2024年にERC-7730として標準化、本年4月にERC-7730 V2でクロスチェーン・ソフトウェアウォレット・コンフィデンシャル・トークンに拡張された、と報じています。
テクニカル面では、CoinDCXによれば、ETHは過去1週間で横ばいから強気ブレイクアウト・フェーズに移行しており、5月12日までの想定レンジは2,350〜2,500ドル、2,420ドル超のブレイクで2,480〜2,500ドルへの動きが期待される、と整理されています。一方、Cryptoadventureは、ETHが2,335ドル付近で、ビットコインに遅れ続けている、と分析しています。
ZUU Web3 竹原イーサリアム(ETH)に関するZUU Web3の見解



Clear Signing導入、Glamsterdamの開発進捗、Bitmineの累計5.21百万ETH保有——これだけのファンダメンタル材料が積み上がっているのに、なぜETHは2,300ドル付近で推移しているのでしょうか。
本日のETH相場を読み解くうえで意識したい軸は、「Clear Signing標準(ERC-7730)導入による機関投資家向けセキュリティ大幅改善」「Bitmineの購入ペース減速とSharpLink×Galaxy Digital 1.25億ドルファンドが示すトレジャリー戦略の進化」、そして「Warsh議長就任投票・CPI発表・CLARITYマークアップという三大マクロイベント」という3つの要素です。
後述の価格動向セクションでは、2,295ドル前後の攻防と、上値2,380〜2,500ドル、下値2,200〜2,260ドルの重要レベルを整理していきます。
オンチェーン項では、5月12日のClear Signing標準ローンチ、Bitmineの累計5.21百万ETH保有(流通供給4.31%)、SharpLink保有87.3万ETH、4月単月3.56億ドルのETF流入、Q1 2026の2億400万件取引(過去最高)、循環供給の30%(3,700万ETH)がステーキング、そしてETF Bull-Bearサイクル指標を確認します。
マクロ項では本日のWarsh議長就任投票・4月CPI発表、ファンダメンタルズ項では明日5月14日CLARITY法案上院マークアップ、Clear Signing(ERC-7730)標準ローンチ、6月予定のGlamsterdamアップグレード、地政学項では米イラン情勢を整理します。
読者の皆さまには、目先の値動きに振り回されず、「Clear Signing導入で機関投資家が安心してETHを取り扱える環境が整いつつあり、Glamsterdam実装後に10,000 TPS・78%手数料削減という変化が控えている」という長期視点で、5月後半から6月にかけての値動きを冷静に観察してみていただければと思います。
イーサリアム(ETH)の価格動向・チャート概況
| 指標 | 数値 | 備考 |
|---|---|---|
| 現在価格(5月13日) | 約2,295ドル(約35.4万円) | OKX、24時間-2.24%、CPI発表前で軟調 |
| 5月13日OKX | 2,295.05ドル | 時価総額2,769.0億ドル |
| 5月12日Bybit | 2,310.76ドル | 24時間レンジ2,304.59〜2,343.30ドル、出来高130.4億ドル |
| 5月12日Fortune(9:15 EDT) | 2,290.85ドル | 前日同時刻比-40ドル |
| 5月11日Fortune(9:15 EDT) | 2,330.99ドル | 前日同時刻比+1.84ドル |
| 5月11日始値(Yahoo Finance) | 2,369.40ドル | 4月27日以来最強の始値 |
| 夏2026想定レンジ(Cryptoadventure) | 2,335ドル付近で停滞 | BTCに遅れ続けている構造 |
| 5月予測平均(CoinDCX) | 2,500ドル(5月末ターゲット) | 2,420ドル超で確認シグナル |
| Tom Lee Crypto Spring確認条件 | 5月末2,100ドル超クローズ | 3カ月連続プラスでベア市場前例なし |
| Tom Lee 2026年末予測 | 9,000〜12,000ドル | Consensus 2026 Miami発表 |
| Tom Lee 2026年末強気ケース | 22,000ドル | 2021年高値ETH/BTC比率回復前提 |
| Citi近期目標 | 3,175ドル | Glamsterdam前ベースケース |
| Standard Chartered Kendrick氏発言 | 「2026年はETHの年」 | 相対的ファンダメンタルズ改善 |
| 上値抵抗(直近) | 2,380〜2,420ドル | 突破で上昇加速の確認シグナル |
| 次の抵抗 | 2,500〜2,600ドル | ETH derivatives分析の次目標 |
| 強い抵抗 | 2,700〜2,750ドル | 50日・200日MA抜け後の目標 |
| 下値サポート(直近) | 2,260〜2,290ドル | CoinDCX強い心理的ゾーン |
| 次の下値 | 2,250ドル | Bybit推奨ストップロス水準 |
| 深い下値 | 2,100〜2,200ドル | Tom Lee Crypto Spring確認ライン |
| 50日・200日MA収束ゾーン | 2,361〜2,367ドル | $5.80レンジで分水嶺 |
| RSI(14日) | 約57〜60 | 中立〜やや強気 |
| 時価総額 | 約2,769〜2,824億ドル | 第2位、BTCに次ぐ |
| 24時間出来高 | 約63〜130億ドル | 取引活発化、CPI前で減速 |
| 52週レンジ | 1,743〜4,955ドル | 2月安値からの回復継続 |
| 史上最高値 | 約4,953ドル(2025年8月) | 現値は約53%下方 |
5月13日(水)早朝時点のデータでは、イーサリアム(ETH)は2,295〜2,310ドル付近で推移していました。日本円換算では約35.4万円となります。
5月12日の値動きについて、Fortuneによれば、ETHは9時15分(EDT)時点で2,290.85ドル、前日同時刻の2,330.99ドルから40ドル下落していた、と整理されています。Bybitの集計では、5月12日24時間レンジは2,304.59〜2,343.30ドル、24時間出来高は130.4億ドルだった、と報告されています。
テクニカル面では、CoinDCXの分析が重要な構図を示しています。同社によれば、ETHは過去1週間で横ばいから強気ブレイクアウト・フェーズに移行しており、5月12日までの想定レンジは2,350〜2,500ドルだ、と整理されています。同社は、2,420ドル超のブレイクで2,480〜2,500ドルへの動きが期待される、と分析しています。
The Blockによれば、Bitmineの会長Tom Lee氏は「ETHが2026年5月末に2,100ドル超で終えれば、これは3カ月連続のプラス月となり、暗号資産ベア市場ではかつて見られなかった現象だ。よって2,100ドル超でクローズすれば『Crypto Spring』の到来が確認される」と発言した、と整理されています。
Cryptoadventureが伝えるところによれば、ETHは2,335ドル付近で推移し、Bitcoinに遅れ続けているという構造が続いている、と整理されています。同記事は、価格構造は壊れていないが爆発的でもなく、Bitcoinが市場方向を支配する中、Solanaが取引活動を取り、ETHはより強いETF需要と良いセンチメントを待っている、と分析しています。
The BlockのBitmine報道では、Standard CharteredのデジタルアセットリサーチグローバルヘッドGeoffrey Kendrick氏が「2026年はEthereumの年だ」と発言し、相対的なファンダメンタルズ改善を理由に挙げた、と整理されています。同氏は、ステーブルコイン採用とトークン化がブロックチェーンをウォール街の決済レイヤーにすると分析し、これがETHに特に有利だ、と述べました。



イーサリアム(ETH)のオンチェーンデータ
本日のオンチェーン面で最大のテーマは、5月12日に発表されたClear Signing(ERC-7730・ERC-8176)標準導入が機関投資家向けセキュリティを大幅改善する点と、Bitmineの累計5.21百万ETH保有と購入ペース減速、SharpLink×Galaxy Digital 1.25億ドルファンドの設立による構造変化です。
The Defiantによれば、Ethereum FoundationのClear Signing標準(ERC-7730)はLedgerが2021年に内部セキュリティプロジェクトとして始め、2024年に標準化、本年初頭にFoundationに統治を移管して中立性を確保した、と整理されています。同記事は、4月にリリースされたERC-7730 V2はクロスチェーンユースケース・ソフトウェアウォレット・コンフィデンシャル・トークンに対応を拡張した、と報じています。
| 指標 | 数値 | 前日比・補足 |
|---|---|---|
| 5/12 Clear Signing標準ローンチ | ERC-7730・ERC-8176採用 | Ledger・Trezor・MetaMask・WalletConnect参加 |
| blind signing関連損失例 | Bybitハック$1.5B・WazirX侵害$235M | The Defiant集計、Clear Signing導入の動機 |
| Bitmine累計ETH保有 | 5.21百万ETH(約122億ドル相当) | 流通供給の約4.31% |
| Bitmine 5/4〜5/10 週間蓄積 | +26,659 ETH(約6,300万ドル) | 従来10万超ペースから4分の1へ減速 |
| Bitmine 5%目標達成想定 | 2026年後半(変更前は7月中旬) | 長期目標6.04百万ETH |
| Bitmineステーキング | 471.3万ETH(約110億ドル) | 全保有の90%超、世界最大 |
| Bitmineステーキング年間収益 | 3.19億ドル(7日年率2.86%) | MAVAN完全稼働時は3.52億ドル |
| SharpLink Gaming保有ETH | 約87.3万ETH | 第2位、Joe Lubin運営 |
| SharpLink×Galaxy Digital新ファンド | $125M流動性ファンド | 5/11発表、オンチェーン利回り戦略 |
| Ether Machine保有ETH | 約49.7万ETH | 第3位 |
| 5/8 ETH ETF | 純流出に転換 | 5日連続流入からの反転 |
| 4月単月ETH ETF流入 | 3.56億ドル | 5カ月連続流出からの反転 |
| 米国スポットETH ETF累計AUM | 139.7億ドル | 過去最大水準 |
| 取引所ETH残高 | 約1,455万ETH(過去最低) | 長期保有志向の継続 |
| ステーキング総量 | 約3,700万ETH | 循環供給の約30% |
| Q1 2026ネットワーク取引 | 2億400万件 | 過去最高、2023年安値の2倍 |
| DeFi TVL(Ethereum) | 約454億ドル | 絶対値で最大、シェア54% |
| OI(ETH無期限先物) | 約50億ドル | 意味のあるデリバティブ参加 |
注目すべき動きとして、Crypto Timesによれば、TrezorのCTO Tomáš Sušánka氏は「Clear Signing標準は当業界全体にとって重要なセキュリティ進化だ」と発言し、「ユーザーが署名する内容を理解できなければ、セキュリティはより困難になる」と述べた、と整理されています。同氏は、Clear Signing transaction decodingが2026年Q2初頭から開始され、Q2末までに完全に人間可読な形式に到達するタイムラインを示唆した、と報じられています。
Cryptoadventureが伝えるEthereum Foundationの5月2026年プロトコル・クラスター更新では、Glamsterdam実装後のガスリミット下限が確認された、と整理されています。同記事は、Ledger・Trezor・MetaMaskなど主要ウォレット製造業者がClear Signing統合を順次進めており、Trillion Dollar Security Initiativeの一環として実施されている、と報じています。
Bitmineの状況について、The Blockによれば、Bitmineは5月4〜10日の週に26,659 ETH(約6,300万ドル相当、平均価格2,355ドル)を取得し、これは従来の週10万ETH超のペースから大幅な減速となった、と整理されています。同社の累計ETH保有は5.21百万ETHに達し、これは流通供給1億2,070万ETHの約4.31%に相当する、とされています。



出典:CoinDesk(5/12 Ethereum Foundation Clear Signing標準ローンチ・Trezor Sušánka氏発言・Bybit攻撃例)、The Defiant(ERC-7730起源2021年Ledger・2024年標準化・ERC-7730 V2 4月・Bybit $1.5B・WazirX $235M損失)、Crypto Times(ERC-7730・ERC-8176標準・Ledger/Trezor/MetaMask/WalletConnect参加・Q2 2026タイムライン)、The Block(Bitmine週次26,659 ETH購入・4分の1ペース減速・累計5.21M ETH・ステーキング471万ETH・収益3.19億ドル)、Disruption Banking(4月ETF 3.56億ドル流入・米国AUM 139.7億ドル・取引所準備金1,455万ETH過去最低)
イーサリアム(ETH)とマクロ環境との連動
マクロ環境では、5月12日に米上院がKevin Warsh氏をFRB理事として51対45の党派投票で承認し、本日5月13日にFRB議長への最終承認投票が予定されています。CoinDeskによれば、Warsh氏はBitcoin決済スタートアップのFlashnetへの株式保有、Bitwise、Basisを含む暗号資産・DeFi投資の経歴を持っているが、議長就任時にこれら投資の大部分を売却(divest)すると表明している、と整理されています。
U.Todayによれば、Warsh氏は確認公聴会で「デジタル資産はすでに我々の金融サービス産業の構造の一部である」と発言した、と整理されています。同記事は、これがETHを含む暗号資産政策に対して前向きな影響を与え得る、と分析しています。
本日のもう一つの重要マクロ材料として、BeInCryptoによれば、4月CPI(消費者物価指数)が発表予定で、エコノミストのコンセンサスはヘッドラインCPIが前月比0.7%、前年比3.7%(3月の3.3%からの加速)となっており、ガソリンと住宅費がインフレを押し上げる、と整理されています。同記事は、これより高い数字が出れば短期FRB利下げ期待が再び低下しリスク資産に圧力をかけ、低い数字なら強気のレジームシフトが補強される、と分析しています。
ETHの構造的特性として、CoinMarketCapの分析では、ETHは「ビットコインのハイベータ・プレイ」として動いており、ビットコインの値動きにつられる構造が続いている、と整理されています。一方、CoinDeskによれば、Bitmineの会長Tom Lee氏は「ステーブルコイン採用とトークン化が暗号資産の決済レイヤー化を後押ししており、ETHは特に恩恵を受ける」と発言した、と整理されています。同氏は「2025年10月10日のレバレッジリセットを『ミニ・暗号資産の冬』と捉えており、2026年は価格回復、2027〜2028年はさらに強い上昇となる」と分析しています。



出典:CoinDesk(5/12 Warsh氏理事承認51-45・14年任期・Powell氏議長任期金曜終了・暗号資産投資divest誓約・Flashnet/Bitwise/Basis関与)、U.Today(Warsh氏「digital assets fabric of financial services」発言)、BeInCrypto(5/13 4月CPI発表・コンセンサス前月比0.7%/前年比3.7%・3月3.3%からの加速)、CoinDesk(Tom Lee Crypto Spring宣言・トークン化/決済レイヤー・2025/10/10ミニ暗号資産の冬)
イーサリアム(ETH)のファンダメンタルズ
本日のファンダメンタル面で最大のテーマは、5月12日にローンチされたClear Signing(ERC-7730・ERC-8176)標準、6月予定のGlamsterdamアップグレード、明日5月14日のCLARITY法案上院銀行委員会マークアップ、そしてConsensys CEO Joseph Lubin氏の発言です。
Clear Signingについては、Crypto Economyによれば、Ethereum Foundationは5月12日にERC-7730を共通のトランザクション記述標準として承認し、セキュリティ専門家がレビューしたコントラクト記述子の公開レジストリをローンチした、と整理されています。同記事は、参加プロバイダーとしてLedger、Trezor、Knox、MetaMask、WalletConnect、Cyfrin(セキュリティ)、Fireblocks・Zama(インフラ)、Sourcify・Argo(ツール)を挙げ、Ethereumエコシステム全体での標準採用を推進している、と報じています。
Glamsterdamアップグレードについては、Cryptoadventureによれば、Ethereumのコア開発者がノルウェー・スバールバルで一週間のInteropイベントを開催し、Glamsterdamの強化に焦点を当てた、と整理されています。同記事は、Ethereum Foundationの2026年5月プロトコル・クラスター更新で、実行・ブロック構築・ガス容量・Glamsterdam後のアップグレードパスに関するいくつかのマイルストーンが確認された、と報じています。Glamsterdam実装後のガスリミット下限は200Mで合意されており、これは現在の60Mから3.3倍の引き上げとなります。
CLARITY法案については、CoinGabbarによれば、上院銀行委員会のマークアップが5月14日午前10時30分(EST)にDirksen上院事務所ビルで開催される、と整理されています。委員会は24名構成(共和党13・民主党11)で、13票の賛成があれば本会議へ進む、とされています。Polymarketの予測市場ではCLARITY法案の今月成立確率は62%まで低下しており、銀行業界がステーブルコイン妥協案を拒否したことが要因だ、と報じられています。
業界アナリスト動向では、CoinDeskによれば、Consensys CEO Joseph Lubin氏が5月6日のConsensus 2026で「世界経済全体がトークン化される」と発言し、その追跡可能性はEthereumに遡る、と発言した、と整理されています。これはETHの長期的な構造的役割を補強する重要なコメントです。
もう一つの注目材料として、Cryptoadventureが伝えるところによれば、Ripple Primeが5月12日にNeuberger Specialty Financeが運営するファンドから2億ドルの債務ファシリティを確保した、と整理されています。これは伝統的金融との統合がEthereumエコシステム外でも進んでいる構造的な動きを示しています。



出典:Crypto Economy(5/12 ERC-7730承認・公開レジストリ・参加プロバイダーLedger/Trezor/MetaMask/WalletConnect/Cyfrin/Fireblocks/Zama)、Cryptoadventure(Glamsterdam Svalbard Interop・5月プロトコルクラスター・ガスリミット200M下限・Ripple Prime $200M債務ファシリティ)、CoinGabbar(5/14 10:30 EST上院銀行委員会CLARITY法案マークアップ・委員会24名共和党13・民主党11・13票閾値・Polymarket 62%確率)、CoinDesk(Consensys Joseph Lubin氏「世界経済全体がトークン化」発言)
イーサリアム(ETH)と地政学・国際情勢
地政学面では、5月10日のTrump大統領によるイラン和平提案の拒否(「全く受け入れられない」発言)以降の緊張状態が、今週の相場を左右する変数として残っています。Yahoo Financeによれば、5月12日の市場では「金価格下落、原油価格上昇、米株先物維持、国債利回り上昇」の動きが見られ、ETHは2,290ドル付近で推移していた、と整理されています。
U.S. Newsによれば、米国議会では「イラン戦争のためガソリン価格が上昇し、Trump大統領は連邦ガソリン税の停止を求めている」というニュースが流れており、エネルギー価格と政治の関連性が高まっている、と整理されています。
注目点として、ETHはBTCに比べて地政学ヘッドラインへの感応度が高い傾向にあり、リスクオフ局面では他の主要暗号資産より大きく下落する一方、リスクオン回帰局面では他資産より速く上昇する構造的な特性があります。Crypto Briefingの過去レポート(5月5日)では、イランのUAE向けドローン攻撃で米国債利回りが急上昇し、暗号資産市場全体にプレッシャーがかかった、と報じられています。
ホルムズ海峡については、Investing.comによれば、2月末の紛争開始以来事実上閉鎖された状態が継続しており、史上最大の供給途絶となっている、と整理されています。一方、Yahoo Financeの集計では5月12日時点で「Crude Oil 102.04ドル、-0.14%」となっており、原油は底堅く推移しています。
下振れシナリオとしては、24/7 Wall St.の整理によれば、停戦の崩壊・ブレント原油130ドル/バレルへの再上昇・ETF流出の継続のうち2つ以上が同時に発生すれば、ETHは2,150ドル支持帯への圧力が高まり、複数同時発生時には2,000ドル割れの下落リスクがある、と分析されています。



出典:Yahoo Finance(5/11市場朝開き 金下落・原油上昇・国債利回り上昇・ETH $2,290付近)、U.S. News(イラン戦争でガソリン価格上昇・Trump大統領連邦ガソリン税停止要望)、OKX/Crypto Briefing(5/5 イランUAE向けドローン攻撃・米国債利回り急上昇)、Yahoo Finance(5/12 Crude Oil $102.04・-0.14%)、24/7 Wall St.(地政学下振れシナリオ・ETH支持帯テスト)
当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)
竹原 壮起(たけはら まさき)
株式会社NET MONEY 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。
配信:ZUU Web3
ビットコイン・イーサリアム・XRPをはじめとする主要銘柄の相場レポートを毎日更新。価格動向・オンチェーンデータ・マクロ環境・ファンダメンタルズを多角的に分析してお届け。読者が「自分で判断できる力」を養えることを第一に、中立・正確な情報発信。
法人概要
会社ミッション:「お金の情報格差を解消する。」
| 社名 | 株式会社NET MONEY(NET MONEY Co.,Ltd.) |
|---|---|
| 設立 | 2024年11月13日 |
| 代表取締役 | 竹原 壮起 |
| 住所 | 〒140-0002 東京都品川区東品川2丁目3番12号 Tennozu Bay Tower 22階 |
株式会社ZUU グループ会社一覧
ZUU Singapore
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株式会社COOL
<加入団体>
第二種金融商品取引業協会
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<登録番号>
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第 2229 号
株式会社COOL SERVICE
<加入団体>
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<登録番号>
東京都知事(3)第31603号
株式会社Unicorn(第一種少額電子募集取扱業者)
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<登録番号>
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
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(※2023年1月31日に株式会社AWZから商号変更)
<登録番号>
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