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価格・相場

2026年4月30日のビットコイン(BTC)の価格・相場・動き・相場市況レポート

4月30日(木曜日)のビットコイン(BTC)は、77,000〜77,900ドル付近で推移し、本日のQ1 GDPと3月PCEインフレ発表(8:30 a.m. ET)を控えています。昨日のFOMCでは予想通り金利据え置き(3.50-3.75%)が決定されたものの、4票の反対(1992年以来初)が出るなど内部分裂が表面化し、市場は「2026年内の追加利下げ消失」を織り込み始めています。

目次

ビットコイン(BTC) 相場解説(2026年4月30日)

ビットコイン(BTC)の注目ポイント

本日のビットコイン(BTC)は、77,160ドル付近で推移しています。Fortuneによれば、4月29日午前9時30分(ET)時点のBTC価格は$77,160.91で、前日同時刻比+$818.34の上昇です。The Blockによれば、BTCは4月29日水曜日に$75,689〜$77,837のレンジで取引され、FOMC決定後も$77,000-$77,900付近を維持しています。

本日最大の注目は、東部時間8:30 a.m.に発表されるQ1 2026 GDP速報値と3月PCEインフレ指標です。CCNが報じるとおり、昨日のFOMC(3.50-3.75%据え置き決定)では4票の反対が出て1992年以来初の規模の内部分裂が表面化し、市場は「2026年内の追加利下げ消失」を織り込み始めています。

テクニカル面では、BTCは$80,000の心理的節目を再び試せるか、$76,000-$72,000まで調整するかの分岐点にあります。BTC ETFは4月27日に9日連続流入ストリークが終わり、IBIT単体で$112Mの流出を記録しました。本日のGDP・PCEデータが想定外の結果となれば、ボラティリティが急上昇する可能性が高い1日です。

ZUU Web3 竹原
FOMCの後にすぐGDP・PCEと続く構図は、BTCにとって過去でも稀な「48時間連続の試練」となりそうです。

ビットコイン(BTC)に関するZUU Web3の見解

ZUU Web3 竹原
今日のビットコイン(BTC)は、”FOMC通過後の2つ目の試練”の局面にあるかもしれません。

FOMC・GDP・PCEが3日連続で発表される今週は、2026年でも稀な集中スケジュールです。本日は2つ目の試練、Q1 GDPと3月PCEというマクロ経済の二大指標が同時に発表されます。

本日の相場を読み解くうえで意識したい軸は、「FOMC内部分裂(4票反対)が示す利下げ消失シナリオ」と「GDP・PCEデータ次第のリスク資産再配分」、そして「Bitcoin 2026 Conferenceの開幕というファンダメンタル材料」という3つの要素です。

後述の価格動向セクションでは、$77,000-$77,900付近の攻防と、上値$80,000、下値$72,000-$75,000の重要レベルを整理していきます。オンチェーン項では、9日連続ストリーク後のETF流出反転、Strategyの815,061 BTC到達、取引所準備金の増加を確認します。

マクロ項ではFOMC 4票反対の意味、原油$104・Gold $5,300記録的高値、Powell最終会見、ファンダメンタルズ項ではBitcoin 2026 Conference Las Vegas、Warsh議長承認動向、Strategy Q1決算(5/5)をお伝えします。最後に地政学項で、停滞する米イラン交渉と原油プレミアムを整理します。

読者の皆さまには、目先の値動きだけでなく「今日のGDP・PCEがFedの利下げシナリオをどう変えるか」という構造的視点を持っていただければと思います。


ビットコイン(BTC)の価格動向・チャート概況

指標 数値 備考
現在価格(2026年4月30日) 約77,160ドル(約1,180万円) FOMC通過後の慎重推移
前日比 +1.06%(24時間) FOMC据え置きで小幅反発
4月月次騰落率 +10〜12%前後 2024年11月以来最強月の維持
直近週間高値 約79,400ドル $80,000試しは未達
直近週間安値 約75,689ドル 4/29午前ETのFOMC前安値
直近30日レンジ 約67,000〜79,400ドル 1か月で約12,400ドル値幅
FOMC前後レンジ $75,689〜$77,837 4/29のintra-day range
上値抵抗(直近) $78,000-$80,000 $80,000は心理的節目
次の抵抗 $82,000-$85,000 5月の上値目標
強い抵抗 $85,000-$88,000 QCP Capitalの5月Bull case
下値サポート $76,500-$77,000 FOMC後の支持帯
次の下値 $73,000-$75,000 ブレイクで$70,000試し
強い支持 $72,000 Van De Poppe重要防衛ライン
50日移動平均 約71,700ドル 上抜け維持
200日EMA 約84,000ドル 長期転換点
RSI(14日) 約60 強気バイアス、過熱感なし
BTCドミナンス 約58.1% 上昇継続
時価総額 約1.51兆ドル 世界最大の仮想通貨資産
Fear & Greed Index 40(Fear圏) 慎重楽観、過剰熱気なし
史上最高値 約128,198ドル 2025年10月6日、現在-39%

2026年4月30日時点のデータでは、BTC/USDは77,160ドル付近で推移していました。日本円換算では約1,180万円となり、昨日のFOMC前安値$75,689から$1,500の反発水準です。

テクニカル面では、CoinPediaが指摘する「FOMC後48時間以内のBTC下落パターン(過去9回中8回)」が引き続き警戒材料です。BTC ETFは$2.1B超を9日間で吸収する強い機関買いがあったものの、4月27日にストリークが終了し、現在は調整局面の入口にあるとされています。

The Blockが伝えるQCP Capitalの分析によれば、「金利据え置き自体は織り込み済みで、本当のシグナルはPowellのトーンから来る」とされます。BTCはFOMC直前の$76,000-$78,000レンジから完全に方向性を失っておらず、$78,000-$80,000ゾーンの突破か、$72,000-$70,000への調整かの分岐点にあります。

注目すべき下値レベルは、$76,500-$77,000のFOMC後支持帯、$73,000-$75,000のブレイクアウト折り返しライン、$72,000のVan De Poppe重要防衛ラインです。CSFX Researchは「Bull caseでは$85K+到達、Bear caseでは$72K試しとカスケードで$70K割れリスク」と整理しています。

ZUU Web3 竹原
$72,000を維持できるかどうかが、4月のラリー全体の継続性を決める重要な水準ですね。

出典:CoinPedia(FOMC後48時間下落パターン・$80K抵抗・$2.1B ETF流入)The Block(4/29 BTC$75,689-$77,837レンジ・QCP Capital分析)


ビットコイン(BTC)のオンチェーンデータ

オンチェーンデータは、機関投資家の慎重姿勢への転換を示しています。The Blockによれば、米スポットBTC ETFは4月28日に$89.68Mの純流出を記録し、9日連続流入ストリーク後の連続流出となりました。BlackRockのIBITが単日$112Mの流出を主導し、スポットETH ETFも$21.80Mの流出となっています。

同時に、CryptoQuantアナリスト Woominkyu氏のデータによれば、「BTC取引所純流入は4月27日に9,905 BTCに上昇、過去30日で最大の単日純流入。取引所準備金は4月25日の266.6万BTCから4月28日に267.7万BTCに増加」とされています。供給側の売り圧が高まる兆候です。

指標 数値 前日比・補足
4/28 BTC ETF純流出 -$89.68M 連続流出、9日ストリーク終了後
BlackRock IBIT 4/28単日流出 -$112M 主要ETFが流出主導
BTC ETF連続流入実績(終了) 9日連続(累計$2.12B) 4/16-4/24、強い機関買い記録
BTC週次ファンド流入 $933M BlackRock依然主要購入者
4/27 BTC取引所純流入 9,905 BTC 過去30日で最大の単日
取引所BTC準備金推移 266.6万→267.7万 BTC 4/25→4/28、売り圧増加
Strategy先週購入 34,164 BTC(約$25.4億) 2024年11月以来最大規模
Strategy累計BTC保有 815,061 BTC 平均単価$75,527
BlackRock IBIT保有BTC 809,870 BTC 米スポットETF市場の62%占有
BTC流通供給 約2,002万BTC 上限2,100万まで残り約100万
大口ウォレット月次蓄積 約27万BTC 2013年以来最大の月次購入
BTCスポット出来高 大手取引所で完全枯渇 FOMC前のリスク回避姿勢

注目すべきは、CCNが伝えるBitcoinスポット出来高の枯渇です。FOMC前のリスク回避姿勢で、大手取引所のBTC現物出来高が完全に薄れた状態となっています。これは、わずかなニュースフローでも価格が大きく動きやすい不安定な構造を示しています。

The Blockが伝えるGalaxyのCEOアナリストCarlos Howardのコメントとして「この沈静化した流動性環境は、FOMCからの予期しないシグナルが過大な市場反応を引き起こす可能性を示唆。$72,000-$80,000レンジでのチョッピーな取引が基本ケース」とされています。

ZUU Web3 竹原
ETF流出と取引所流入の同時発生は、機関と個人の両方が利益確定の動きを始めているサインです。

出典:The Block(4/28 BTC ETF$89.68M流出・IBIT$112M・CryptoQuant取引所流入データ)CCN(FOMC 4票反対・スポット出来高枯渇)


ビットコイン(BTC)とマクロ環境との連動

マクロ環境は、本日のQ1 GDP・3月PCE発表で大きく動く可能性があります。Investing.comによれば、東部時間8:30 a.m.のGDP速報値・PCEインフレ発表で、コアPCE予想0.30%超なら「Fedのタカ派姿勢を補強し、利下げ期待を後退、米10年債利回り上昇」、0.24%以下なら「コアディスインフレへの回帰シグナルとなり、7月までに利下げ織り込みの可能性」と分析されています。

昨日のFOMCでは予想通り金利据え置き(3.50-3.75%)が決定されましたが、CCNによればNick Timiraos氏(WSJ)が報じる4票の反対が市場に衝撃を与えました。3地区銀総裁が緩和バイアスの維持に反対、1理事が利下げを主張という、1992年以来初の規模の内部分裂です。これにより、Fed 2026年内利下げ期待が事実上消失したと言えます。

米株市場では、本日Apple決算が予定されており、昨日発表されたMicrosoft、Alphabet、Meta、Amazonの決算結果と合わせ、ナスダックの方向感がBTCの動きに直結します。BTCはナスダックとの相関0.85と高い構造です。

原油はBrent crudeが$104付近で高止まり、Goldは記録的な$5,300に達しています。Cryptotickerによれば、Goldの高値更新は「FOMC後の主要なボラティリティ予兆」となるとされ、BTCの安全資産需要にも影響を与える可能性があります。

ZUU Web3 竹原
GDPとPCEが同時発表される朝は、マクロ指標がBTC相場に最も直接的に影響を与えるタイミングですね。

出典:Investing.com(GDP・PCE発表シナリオ・コアPCE 0.30%予想)CCN(FOMC 4票反対・1992年以来初・利下げ期待消失)


ビットコイン(BTC)のファンダメンタルズ

BTCのファンダメンタル面は、本日も重要な進展が続いています。最大のトピックは、Bitcoin 2026 Conference Las Vegasの開幕です。CSFX Researchによれば、「Conference narrative + Saylor FOMOがセンチメントを押し上げる材料」となっており、4万人超の参加者が見込まれる業界最大級のイベントです。

機関投資家関連では、Strategyが先週34,164 BTC($25.4億)を平均単価$74,395で購入し、累計BTC保有は815,061 BTC、平均単価$75,527に達しました。Krakenによれば、Strategyの2026 Q1決算は5月5日(火曜日)に発表予定で、「同社のBTC蓄積継続意欲とエクイティ発行プログラムの活発度がメインシグナル」となります。

規制面では、CoinDeskによればKevin Warsh議長の承認手続きが上院で続いていますが、Tillis議員(共和党)がDOJのPowell tenure調査を理由に承認hold状態にしています。Warsh就任予定は5月15日。Spaziocryptoは「Warsh承認は、DOJのPowell調査が解決すればTillisが承認holdを解除するかが本当の問題」と分析しています。

ECB(欧州中央銀行)とBank of England(英中銀)も同じ48時間ウィンドウ内で政策決定を発表します。Bank of Japanは月曜夜に金利を0.75%で据え置きました。グローバル中央銀行の同時政策決定は、BTCを含むリスク資産の流動性条件を大きく変える可能性があります。

長期予想では、Maelstrom CIO Arthur Hayes氏が「BTCは2026年末までに$125,000到達」と予想しています。同氏の根拠は「Iran戦争に関連する大規模米国防衛支出と、最近の銀行規制緩和(Enhanced Supplemental Leverage Ratio)が数兆ドルの新規与信を解放、市場流動性氾濫」というマクロシナリオです。

ZUU Web3 竹原
Bitcoin 2026 ConferenceとStrategy Q1決算が来週続く構図は、BTCのファンダメンタル面で活発な期間が続きそうですね。

出典:Kraken(Strategy Q1決算5/5・BTC蓄積継続シグナル・Bitcoin 2026 Conference)SpazioCrypto(Warsh承認・Tillis hold・Powell DOJ調査)


ビットコイン(BTC)と地政学・国際情勢

本日の相場に影響を与えている地政学要因は、停滞した米イラン和平協議が引き続き重しとなっています。Cryptonewsによれば、Brent原油は$104付近で高止まりし、Trump大統領は4月26日にSteve Witkoff、Jared Kushner両特使のパキスタン訪問をキャンセルし、和平協議は実質的に停滞しています。米海軍によるイラン港湾封鎖は継続中で、ホルムズ海峡は閉鎖されたままです。

原油$104の高止まりは、本日のPCEインフレ発表でコアPCEが予想($0.28%)を上回るリスクを高めています。Cryptonewsは「Hormuz disruption lingers, inflation stays sticky, Fedはより慎重なトーンに転換」というシナリオでは、BTCはより厳しいマクロ環境への再配分に直面すると分析しています。

BTCはイラン戦争開始(2月28日)以降、ソフトウェア株などのリスク資産を一貫してアウトパフォームしており、「地政学ショック吸収役」「デジタルゴールド」としての性質を強化してきました。$60,000台の安値から$77,000台への+30%の戻りは、地政学不安にもかかわらず実現したものです。

Polymarketでは「ホルムズ海峡が4月末までに正常化する確率」は28%と低水準ですが、「6月末までの正常化」は81%と中長期の外交解決期待は残されています。Polymarketの「2026年中BTC $80,000到達確率」は依然として高水準を維持しており、市場は中期で強気バイアスを保っています。

ダウンサイドシナリオとして、和平協議が完全決裂し原油$120超となれば、BTCは$72,000支持試しのリスクが浮上します。逆に、来週以降に和平協議で実質的な進展が見られれば、$80,000突破→$85,000-$88,000への上昇が期待できます。

ZUU Web3 竹原
停滞する地政学と$104の原油という構図は、本日のPCE発表でインフレ懸念を再燃させる可能性が高い要因です。

出典:CryptoNews(地政学・原油$104・Hormuz継続・Fedシナリオ)CoinDesk(米海軍封鎖継続)

当記事管理者 株式会社NET MONEY 代表取締役 竹原 壮起(たけはら まさき)

竹原 壮起

竹原 壮起(たけはら まさき)

株式会社NET MONEY 代表取締役

慶應義塾大学経済学部卒業後、2021年に株式会社ZUUへ入社。金融Webメディア「NET MONEY」をはじめとする複数メディアの立ち上げと運営に携わる。2024年よりメディア事業部を管掌。2025年1月、株式会社ZUU、株式会社FUNDiT、株式会社Macbee Planetの合弁会社として株式会社NET MONEYを設立、取締役に就任。同年10月に代表取締役に就任し、現在に至る。

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配信:ZUU Web3

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