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「ソーシャルレンディングのリスク・ガバナンス最前線」記者レク開催のお知らせ

当社はグループ子会社のソーシャルレンディングサービス「COOL」を運営する株式会社COOL及び、ソーシャルレンディング事業会社5社と「ソーシャルレンディングのリスク・ガバナンス最前線」と題して合同記者向けレクチャーを開催致しました。

昨今、Fintechの拡大に伴いソーシャルレンディングは中小企業が成長するための資金調達やファン作りとして、投資家のオルタナ投資としてオンラインで取引ができる利便性からも支持を得ておりその市場規模は2024年に263億4,000万に達する予測と発表されています(矢野経済研究所調べ)。

一方、事業者による審査モニタリング体制やガバナンスへの不備などネガティブな話題も浮上しており、金融庁による規制強化への見直しが進められています。
ソーシャルレンディングを取り巻く課題をより適切に捉え、将来的に安全性の高い市場環境構築を目指していく上で「ソーシャルレンディングにおける各社のリスク・ガバナンス体制」対応について記者向けレクチャーを開催致しました。
 


登壇企業:
クラウドバンク株式会社 代表取締役:金田 創 様
ファンズ株式会社 代表取締役:藤田 雄一郎 様
クラウドクレジット株式会社 代表取締役:杉山 智行 様
株式会社CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL 取締役:荒木 隆義 様
株式会社COOL 取締役:青木 英篤

進行:
株式会社ZUU グループ戦略室 上杉 桃子・湯本むつみ

本記者レクは下記トピックに関して説明が行われました。
1.リスク管理・モニタリング・企業審査
2.情報開示・法改正等の影響
3.海外ソーシャルレンディング
4.ソーシャルレンディングの未来

「リスク管理・モニタリング・企業審査」セクションでは、クラウドバンク代表取締役金田氏、ファンズ代表取締役藤田氏より規制見直しに対する課題感を共有の上、各社案件の審査基準やリスク低減に対する厳格なガバナンス体制に関して説明が行われました。
「情報開示・法改正への影響」セクションでは、CAMPFIRE SOCIAL CAPITAL取締役荒木氏、COOL取締役青木氏よりこれまでのソーシャルレンディングにおける法改正の変遷のご説明に加え、現在の情報開示方針に対する課題や対策について各社の取り組みが紹介されました。
「海外ソーシャルレンディング」セクションでは、クラウドクレジット代表取締役杉山氏より現状の審査・ガバナンス体制に関する方針と取り組み状況の説明が行われ、先行する米国、英国におけるソーシャルレンディングの取り組みや案件の傾向について紹介されました。
最後に「ソーシャルレンディングの未来」のセクションでは、5社の代表者より今後の市場拡大に伴い業界全体としてどのような意識で取り組んでいくべきか、更なる発展に向けて議論が繰り広げられました。

ご参加いただいた記者のコメント(一部抜粋)
「専門性の高い領域に対して説明いただき、勉強になった」
「数年前と比較し各社のセグメントと融資方法(審査・モニタリング・保全のノウハウ)が分かれてきており参考になった」

今後も業界全体で法規制やガバナンスに対して幅広く議論する機会の創出と、信頼性向上に努めると共に安心安全な投資環境の整備、構築を目指して参ります。