2014年1月30日、日税ビジネスサービスにて開催された税理士・会計士先生やファイナンシャルプランナーの皆様向けの「≪第1回 基礎編≫~元プライベートバンカーが解説!!~ 富裕層がよく保有している金融商品の解説と喜ばれる資産管理・運用のアドバイスポイント」にて、弊社代表取締役の冨田和成が講師を務めさせて頂きました。
当日は、東京やシンガポールでプライベートバンカーとして富裕層向けの資産コンサルティングをしてきた経験から、富裕層が保有していることの多い金融商品の特徴や、価値のあるウェルスマネジメント・プライベートバンキング(資産管理方法)のとは何なのかをお伝えしました。
【当日のセミナー内容】
1.世界の金融市場の振り返りと今後の動向
・アベノミクスの先行きとリスク
・米国の出口戦略と世界金融市場
・大円高時代の終焉と始まった大円安時代
2.知っておくべき経済用語と経済指標の見方
・雇用統計・失業率
・消費者物価指数
・ISM製造業・非製造業指数 など
3.金融商品のポイント① 株式 基礎編
・配当や株主優待を活用した株式投資
・店頭販売形式で大量推奨販売されている外国株式
4.金融商品のポイント② 債券 基礎編
・プロの投資家が買いたがる個人向け国債
・個人投資家にしか売れないソフトバンクの高金利社債
・人気通貨(豪ドル・ブラジルレアル・トルコリラ等)の金融機関の販売実態
・なぜ金融機関が高格付け債券を勧めたがらないか?
5.金融商品のポイント③ 投資信託 基礎編
・年間投資信託人気ランキングの変遷と知っておきたいその傾向
・ヘッジあり?なし?2012年ブーム化した為替ヘッジあり投信の注意点
・インデックスに勝てない日本の投資信託の実態
・人気なのは日本だけ?毎月分配型投信の投資効率度
・金融危機後に人気が急増したETF・ETN
・不動産現物投資の代替手法として活用されるREIT(不動産投資信託)
6.資産運用提案のポイント①分散投資
・資産に色をつけるという考え方
・通貨・投資対象・投資商品・担当者の4つの分散
・機関投資家が実践する時間分散という考え方
・米国の大学基金に学ぶ現代的分散投資法
7.資産運用提案のポイント②長期投資
・“バイ&ホールド”時代の終幕とこれからの時代の長期投資
8.資産運用提案のポイント③ドルコスト平均法
・右肩上がりの相場では通用しないドルコスト平均法
・金融機関はなぜ積み立て投資を勧めたくないか?
9.資産運用提案のポイント④アベノミクス時代の資産管理・運用
・デフレ時代とは真逆の投資手法が必要となっている
・円キャリー取引の活発化で失われていく日本人の円資産
10.資産運用提案のポイント⑤NISAの活用方法と証券優遇税制終了後の資産運用法
・証券優遇税制終了に伴う投資信託の乗換えはどこまで有効か? ・誰もが知っているNISAのメリット。でもデメリットは? ・本当にNISAに適した運用方法とは?