人材派遣事業で有名なパソナの運営する総合転職エージェントサービス「パソナキャリア」は、国内3番目の約3万件の求人が集まっています。

この記事では、「キャリアアドバイザーの面倒見がとてもいい」「女性の働きやすい求人を紹介してくれる」など様々な評判が聞かれるパソナキャリアの実態について解説していきます

パソナキャリアでの転職とは?

パソナキャリア
(画像=パソナキャリア)

様々な層の転職需要に対応するパソナキャリア

パソナキャリアは、人材派遣領域で業界第3位の『パソナ』が運営している総合転職エージェントサービスです。総合転職エージェントサービスの中では国内3番目の約3万件(2021年5月時点:非公開求人を除く) の求人があります。

パソナキャリアは幅広い業種・職種の求人を集めており、また大企業から中小・ベンチャー企業まで掲載企業に偏りが少なく、求人者の年齢層にも限定がないのが特徴です。このように、扱っている求人は幅広い一方で扱う求人を優良なものに絞り込んでいるのがパソナキャリアの特徴といえるでしょう。

パソナキャリアのウリは長年培った企業とのコネクション

パソナキャリアの運営会社である株式会社パソナは、人材派遣事業を主業務として1976年に設立されました。以来、都市部・地方を問わず全国の企業とのコネクションを築いています。

このコネクションを活かしたパソナキャリアの魅力は、他の転職エージェントには公開せず、求人企業がパソナキャリアにだけに開示している「非公開求人」が多数あることです。

企業は「新部署の立ち上げ等の動きを競合他社に知られることを避けたい」「応募者の殺到を避けたい」といった理由から、自社の事情に通じている転職エージェントにのみ求人を公開、マッチングが期待できる人材だけ紹介するようにすることがあります。パソナキャリアは、この領域にうまく食い込んでいるようです。

パソナキャリアで転職した人からの評判は?

実際にパソナキャリアを利用して転職に成功した人は、パソナキャリアのサービスについてどのように感じているのでしょうか。

応募者個人に寄り添った親切なサポート体制が充実

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「キャリアアドバイザーが、書類準備から内定後のサポートまでとても親切に対応してくれた。」

「キャリアアドバイザーの対応がとても親切」という評判がよく聞かれます。評判を詳しく見ていくと、応募者の年齢や職歴、年収に関わらず、手厚いサポートをしてくれる模様。 具体的には、職務経歴書・履歴書の添削や面接対策に対応してくれるそうです。

内定後のフォローアップも充実しており「本当にマッチングするかどうかを見定めてほしい」と希望すると、内定先との懇親会の設定までしてくれたとの声も。

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「結婚を機に転職活動を行っていたが、その後のライフイベントについて一緒に考えながら納得のいく転職ができた。」

女性からは「結婚」や「出産」といったライフイベントも踏まえて、キャリアアドバイザーが深く寄り添って相談に乗ってくれる」という評判も見られました。女性にキャリアアドバイザーを担当してもらうことも可能ということです。

運営会社のパソナでは管理職の半数、社員の約6割が女性という社内風土です。それがいい意味で影響しているのでしょう。

一定の場合にはサービスの利用を断られてしまうことも

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「利用開始しようと登録したが、断られてしまった。」

評判の中には「サービスを利用しようとコンタクトをとったら、うちでは紹介できません、と断られた」といったものも一部に見られました。これは、どういうことなのでしょうか。

パソナキャリアでは、応募者1人ひとりにきめ細かいフォローができる態勢を組んでいます。とはいえ、パソナキャリアもビジネスで転職エージェントサービスを行っている以上、マッチングする可能性が低いと分かっている求職者にサービスを提供することは難しいのです。

パソナキャリアの公式サイトには、以下の項目に当てはまる求人は取り扱いが非常に少なく、サービスを提供できない場合があると書かれています。

パソナキャリアで取り扱いが少ない求人
  • 新卒者等、ご就業経験がない方を対象とする求人
  • 長い就業経験をお持ちで上級管理職経験がない方を対象とする求人
  • 経験に一貫性がない方を対象とした求人
  • 自営業の経験を活かせる求人
  • 企業が求める経験に対して、直近継続しての経験が短い方を対象とする求人
  • 経験社数が多い方を対象とする求人

一見「門前払い」されたように見えたとしても、それは企業とのマッチングが望めないとパソナキャリア側が判断したからであり、理不尽な対応とまではいいきれないようです。上記に当てはまる人を対象にした転職サービスは別にありますので、是非そういったサービスを当たってみることをおすすめします。

パソナキャリアを使った転職はどんな人におすすめ?

パソナキャリアを選ぶ場合、どんな方にとってメリットが多いのでしょうか。転職時に押さえておきたいポイントと合わせてご説明いたします。

パソナキャリアを使った転職のポイント
  • 女性の方や20代、30代の方に特におすすめ
  • 第二新卒や40代、50代の方はリクルートエージェントやdodaとの併用がおすすめ

女性や20代、30代の人にはおすすめ

まずパソナキャリアの利用をおすすめしたいのは、女性の方です。

女性に働きやすい環境が整っているか、結婚・出産といったライフステージを迎えたときにどこまでバックアップしてくれるかといったことは、募集要項や面接の際のやり取りなどでは伺い知ることが難しく、それでいて女性にとっては非常に重要なポイントです。

パソナグループの社員の約6割が女性ということもあって、そうした女性ならではの悩みに寄り添いながら転職活動を支える態勢が整っています。パソナキャリアには、産休・育休実績のある企業や、女性管理職の多い企業などへの紹介実績が多くあるようです。

男女問わず、20代・30代の方にもパソナキャリアの利用はおすすめ。20代・30代をターゲットにした求人数は豊富で、転職活動も進めやすい傾向があります。

パソナキャリアの売りは丁寧なサポート力。20代で初めて転職しようとしている方や、大幅なキャリアチェンジを考えている方にも、パソナキャリアの利用をおすすめできます。

パソナキャリアと他サービス併用も検討の価値あり

第二新卒、40代、50代といった人にも、パソナキャリアの利用はおすすめできます。ただし、どうしてもパソナキャリアだけでは求人数が少なめであることは否定できません。他の転職エージェントサービスとの併用が転職成功に向けたカギになってきます。

転職エージェントサービスの中で、求人数が多いのが「リクルートエージェント」や「doda」です。多くの求人に接するために、これらのサービスへの登録を考えてみてはいかがでしょうか。

第二新卒の方については、応募者1人ひとりに手厚いサポートを売りにするパソナキャリアの利用はおすすめ。パソナキャリアに加えて、最大手の「マイナビエージェント」「リクルートエージェント」に加え、20代の転職に特化した「マイナビジョブ20’s」などへの登録をしてみてもよいでしょう。

40代・50代の方は、経験や知識を活かした「JACリクルートメント」等のハイクラス向け転職エージェントサービスの利用を合わせて検討してはいかがでしょうか。

パソナキャリアを利用する流れ

それでは、ここで実際にパソナキャリアを利用して転職活動を行う際の流れを、順に見ていきましょう。

1.利用登録からキャリアアドバイザーとの面談まで

まず、パソナキャリアのウェブサイト上の登録フォームから、基本情報の入力を行います。その際、パソナの人材派遣サービスへの登録フォームに入力しないように注意をしましょう。

登録する基本情報項目は、他の転職エージェントサービスと比較すると少なめで、以下の通り。

登録する基本情報項目
  • 希望の転職時期
  • メールアドレス(個人のプライベートアドレス)
  • 氏名
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 電話番号
  • 主な経験業種と経験年数
  • マネジメント経験の有無
  • 希望勤務地

上記に加え、履歴書と職務経歴書の提出を求められます。

これらの情報が届くと、追って電話やメールでパソナから連絡があり、キャリアアドバイザーとの面談日程を調整します。

キャリアアドバイザーとの面談では、おおむね以下の内容を聞かれることが多いようです。キャリアアドバイザー相手に取り繕っても、結局あなたと求人企業とのマッチングがうまくいかなくなるだけ。率直に話をする場にしたいものです。

面談で聞かれやすい項目
  • 現在の転職活動状況
  • 現職での成功体験/失敗体験
  • 自分の性格
  • 自分に合う社風/合わない社風
  • 自分の長所/短所
  • 自分の長所/短所がキャリアに与えた影響
  • 現職の入社理由
  • 現職の退職希望理由
  • 転職先の希望条件(会社の規模/職種/勤務地/年収など)

2.求人紹介から内定まで。内定後のフォローも充実

キャリアアドバイザーとの面談が終わると、アドバイザーから自分にマッチする可能性が高い求人を紹介されます。もちろん、いまいち魅力を感じない場合には断っても差し支えありません。

応募する企業を絞り込んだら、書類選考に向けて書類を作成しますが、パソナキャリアでは書類選考に提出する書類の添削アドバイスをしてくれます。運営会社パソナが求人企業のニーズを深く理解しているので、その求人企業にあった書き方をアドバイスしてもらえるでしょう。

書類選考を通過した場合、面接選考の日程調整もパソナにお願いできます。採用が決まった場合には、転職先との書類のやり取りや入社日の調整も依頼可能です。

残念ながら不採用だった場合には不採用の原因分析を一緒にしてくれるため、最終的な転職成功に向け活動を続けることができるでしょう。  

パソナキャリアを転職で利用するメリット・デメリット

最後に、パソナキャリアを転職に向けて利用するメリットとデメリットについて、簡単に整理しておきましょう。

パソナキャリアを利用するメリット

転職にパソナキャリアを利用するメリットは、なんといってもキャリアアドバイザーから求職者1人ひとりに寄り添ったサポートが受けられることでしょう。

パソナは当初、人材派遣会社から出発しました。人材派遣事業は人材を企業とマッチングさせた時点でフォローが終わるわけではなく、むしろ就業者へのフォローアップが不可欠な業態です。そうした人材派遣事業で培ったノウハウは、転職エージェント事業のパソナキャリアでも存分に活かされています。

パソナキャリアを利用するデメリット

転職にパソナキャリアを利用するデメリットとして、転職エージェント業界の最大手サービスよりは求人件数が少ないため、出会えない求人がどうしても出てくることが挙げられます。

求人企業がパソナキャリアにだけ公開している非公開求人が多いこと、並行して他の転職エージェントへの登録も可能であることを考えれば、求人数は目立って大きなデメリットとはいえないかもしれません。

パソナキャリアで理想的な転職を実現しよう

この記事では、パソナキャリアを使った転職の評判と、その実態について詳しく解説してきました。パソナキャリア以外の転職エージェントサービスも合わせて上手く活用し、理想的な転職を実現したいものです。