
「みずほ銀行のカードローンを利用したい」と、考えている人もいるでしょう。みずほ銀行は日本国内での知名度が高く、カードローンについても前向きな口コミや評判をネット上で見かけることが多い。
一方で、「消費者金融より審査内容は厳しい」など、デメリットを指摘する声もあります。この記事では、みずほ銀行のカードローンの利用を検討している人に向けて、その評判を紹介しながら、特徴などを解説します。他のカードローンも気になる方はおすすめのカードローンをチェックしてみてください。
みずほ銀行カードローンとは?

みずほ銀行のカードローンを利用するには、本人確認書類など、必要な書類をそろえておく必要があります。以下からは会社概要や特徴、ローンの種類などを解説していきます。。
申し込み時に用意する書類
カードローンを申し込む際には、以下の書類を準備する必要があります。
本人確認書類1種類
・運転免許証
・パスポート
・印鑑証明書
・特別永住者証明書
・運転経歴証明書
・各種健康保険証
・住民票
・在留カード
・住民基本台帳カード
年収を証明できる書類のコピー1通
・源泉徴収票(個人事業主・経営者は不可)
・納税証明書
・住民税決定通知書または課税証明書
本人確認書類はなりすましと思われないように、写真つきのものを準備する必要があります。年収の証明書は利用限度額が50万円以下なら提出の必要はありません。
特徴
みずほ銀行のカードローンのサービス概要は以下のようになっています。
契約限度額 | 10万円~800万円 |
金利(実質年率) | 2.0~14% |
担保・保証人 | 担保不要だが、みずほ銀行指定のオリコの保証を受ける必要がある |
返済シミュレーション | ○ |
審査スピード | 最短翌営業日に結果を回答 |
申し込み資格 | 満20歳以上満66歳未満で、安定かつ継続した収入が見込める人 |
返済方法 | 残高スライド方式 |
カードローンサービスは、少額やはじめての利用時は、金利が高く設定されることが多くなっています。こうした場合でも、みずほ銀行カードローンの最大金利は14%と低いことが特徴です。消費者金融カードローンでは、18%程度に設定されている場合がほとんどです。
返済方法の残高スライド方式とは、返済の必要がある残り金額の変化に応じて月々に返すべきお金が変わる仕組みです。月々の義務となる金額以上を返済することで、残額の減りが早いほど必要返済額は少なくなっていきます。ただし追加借入で残額が増えれば、月に必要な返済額が増えることに注意が必要です。
取扱ローン
みずほ銀行ではカードローン以外にも以下を扱っているので、主な商品を表で解説する。なお金利はすべて年率で、2021年6月時点だ。
ローンの種類 | 金利 |
住宅 | 変動0.375%(全期間重視プラン) |
教育 | 変動:3.475% 固定:4.15%(ともに借入期間が10年以下の場合) |
多目的(住宅ローン利用者専用) | 変動:3.375% 固定:3.85% |
多目的 | 変動:5.875% 固定:6.55% |
リフォーム | 変動:3.975% 固定:4.15% |
上記以外にも「みずほMyWing」やホームエクイティローン、リバースモーゲージローンなど特殊なタイプも扱っています。みずほ銀行はメガバンクらしく、多くの人のニーズに応えるラインナップを揃えているのです。
みずほ銀行カードローンのよい評判
みずほ銀行のカードローンは生活状況や使い方によって、印象が変わることがあります。評判を参考にするときはひとつだけを鵜呑みにせず、複数をチェックするとよいでしょう。利用すべきかをバランスよく考えるには、さまざまな人の意見を読むことが重要です。
まずはよい評判の実例を紹介します。
Web申し込みですぐに審査が通った
みずほ銀行の口座をもっていたからかいくつか借金があっても借りられた
手続きが簡単
みずほ銀行はシンプルな手続きやWeb申し込みなどが評価を受けています。お金を借りることに不安を感じる人も多いので、こうした情報は有益でしょう。
借りるまでのプロセスが簡単な点を中心に、一定のメリットがあるといえます。
みずほ銀行カードローンの悪い評判
みずほ銀行のカードローンには、ネガティブなコメントもあります。代表的な実例を以下に紹介します。
実際の借り入れ可能額は大きくなりづらい
借り入れするまでは一週間近くかかった
利息や引き落とし日などをメールで教えてもらえない
借り入れが決まったあとに、より多くのお金が必要になると限度額を引き上げることが選択肢に入ることもあるでしょう。しかし、みずほ銀行のカードローンには、限度額の途中引き上げがやりづらいという指摘が見られました。借り入れ自体にも時間がかかるというコメントもあります。
ほかにもユーザーが求める事項について、メールで連絡してもらえないという指摘もありました。以上から自力で必要な情報を集めたり、余裕をもってスケジュールを管理したりという対処が必要といえるでしょう。
みずほ銀行カードローンのメリット
みずほ銀行カードローンの利点を以下で解説していきます。金利の安さや借り入れ可能金額の幅広さなどに注目するとよいでしょう。Webで申し込みを完結させられるケースなど、現代社会ならではの利便性もみられるのが特徴です。
金利が安い
みずほ銀行のカードローンは金利の安さが魅力です。アイフルやプロミスのような消費者金融系との比較で、お得だとわかるでしょう。
事業者名 | 金利(年率) |
みずほ銀行 | 2.0%~14.0% |
アイフル | 3.0%~18.0% |
プロミス | 4.5%~17.8% |
金利の最低値と最大値ともにみずほ銀行のカードローンが低くなっています。そのため、消費者金融系のカードローンを利用するよりも、余分な出費を抑えることができるでしょう。
借り入れ可能金額が高い
みずほ銀行のカードローンでは、借り入れ可能金額が10万円~800万円とされています。範囲が広いことは、さまざまな金銭的事情に対応できるということができるでしょう。
借入額が大きいほど、金利も最低値に近づきます。多く借りるほど返済計画などの責任も重くなるものの、利息による負担は軽くなるのがメリットといえます。
みずほ銀行に口座をもっていればWeb上で申し込み手続きは完結
みずほ銀行ではWeb上でカードローンを申し込むことができます。みずほの口座をもっていることが条件です。口座開設とカードローンの申請を同時にできるなど、柔軟に対応してもらえます。
また、インターネットを通じて、銀行の営業時間外でも申込が可能で、店舗に訪れることなく手続きを完結させることが可能です。
住宅ローンを借りていると金利が安くなる
住宅ローンを利用中なら金利が安くなるのもポイントです。対象者はカードローンの金利が年0.5%安くなります。金利が下がれば、お金のコントロールもしやすくなるでしょう。
返済方法が豊富
みずほ銀行のカードローンは返済パターンが豊富です。代表的なものとしては、自動での引き落としがあります。毎月10日に前月10日から1か月分の利用額に応じて、自動で口座から返済分が支払われます。
ほかにもATMでみずほ側にお金を払う形での任意返済、パソコンやスマートフォンから専用サービス「みずほダイレクト」での返済も可能でうs。都合にあわせて返済方法を選べることはメリットといえるでしょう。
みずほ銀行 カードローンのデメリット
みずほ銀行のカードローンには、注意すべき点もあります。他行から返済できないことや、ATMを使うと手数料を要することなどが難点です。以下で、3つのデメリットを解説していきます。
返済口座が他行不可
みずほ銀行では返済時に他行の口座は使えません。カードローンのWeb申し込みでは必ずみずほ銀行を開いている必要があり、借り入れや返済時もみずほ銀行の口座を使うことになります。
カードローンのためだけに、新たにみずほの口座を開かなければいけないので、面倒に感じる人もいるでしょう。
ATM返済は手数料がかかることがある
ATMからお金を返すときは、手数料に注意が必要です。たとえばみずほ銀行のATMを使って借金や返済をするときは、以下の表のようにコストが必要です。
・月~金
0時~8時、23時~24時 220円
8時~8時45分、18時~23時 110円
8時45分~18時 無料
・土~日
0時~8時 220円
8時~22時 110円
22時~24時 利用不可
・祝日
0時~8時 220円
8時~23時 110円
23時~24時 220円
曜日や時間帯によって手数料がかかったり、利用できなかったりする場合があることに注意が必要です。
借り入れで制約を受けやすい
口コミでは借り入れ時の制約を気にするユーザーも見られました。はじめて申し込むとき、借り入れまでに時間がかかるようです。
メガバンクであるためカードローンの申請者も多く、一人ひとりへのチェックに時間がかかります。また、審査時は警視庁のデータベースにアクセスするため、ひとりあたりの審査時間も長いのが特徴です。
限度額は利用中に引き上げようとしても、うまくいかないケースもあるようです。限度額を増やすには別途で申し込み、審査に通過しなければなります。銀行からの借金は審査が複雑だったり、限度額の引き上げが希望どおりにいかなかったりすることもあるでしょう。
みずほ銀行カードローンの審査は甘い?厳しい?
みずほに限らず銀行のカードローン審査は、消費者金融よりは厳しいといえるでしょう。銀行系カードローンは即日融資が困難です。
また、審査に落ちる原因として申請内容の不備や虚偽記載があります。ほかにも収入が安定しなかったり、過去に借金を期限までに返さなかったことなどが原因で信用事故になったりすると、審査に通りづらいでしょう。
銀行にカードローンを申し込む前に、自身の金融に関する状況を正確に把握しておくべきでしょう。お金に対する責任感が強く収入が安定していれば、審査通過の可能性は高まります。
みずほ銀行カードローンでの融資申し込みの流れ
パソコンまたはスマートフォンから申し込んだ場合で説明をします。申し込みボタンを押すと専用フォームに入るので、必要事項をすべて入力していきます。
審査は銀行および保証会社によって進められます。このとき申請内容について保証会社側から連絡がくることがあるので、対応できるようにしておきましょう。
登録アドレスに結果が通知されるので、通過なら必要書類登録用URLを送ってもらうことができます。本人確認書類に加え、限度額が50万円以上なら年収証明の書類も提出します。手続きが完了すれば銀行側から、契約内容確認書が自宅に郵送されます。
契約完了から1~2週間でローン専用のカードが届くしくみとなっています。
みずほ銀行 カードローンでの返済方法など
みずほ銀行では銀行口座からの自動引き落としに加え、ATMやみずほダイレクトを通した手動での返済も可能です。方法が幅広いことに加え金利が年率2~14%なので、計画的に利用しやすいでしょう。
返済計画はみずほ銀行公式サイトにある「ローン返済シミュレーション」を使うとよいでしょう。限度額や借金の予定額・金利などの必要事項を入力すれば、回数や返済総額・利息の合計といった結果がわかる。こちらを参考に無理のない計画を組むことをお勧めします。
みずほ銀行
社名 | 株式会社みずほ銀行 |
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社名(英文名) | Mizuho Bank, Ltd. |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目5番5号 |
電話番号 | 0120-3242-86 |
URL | http://www.mizuhobank.co.jp/ |
設立 | 2013年 |
資本金 | 1,404,000,000千円 |
主要株主 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ(100%) |
事業内容 | 銀行業 |
登録番号 | 関東財務局長(登金)第6号 |
加盟団体 | - |
個人信用情報機関 | 全国銀行個人信用情報センター 株式会社日本信用情報機構 株式会社シー・アイ・シー |
お問い合わせ先 | カードローン専用ダイヤル 0120-324-555(携帯電話からもご利用いただけます) |