カードローンの審査とは

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(画像=PIXTA)

自動車の購入や借り入れの返済のためにカードローンの利用を考えている方の中には、「審査はどのようなものか」「誰でもローンが組めるのか?」など疑問を持っている方もいます。カードローンとは銀行やコンビニのATMから個人で借り入れができるサービスで、限度額以内ならば何度でも利用が可能です。

似たようなシステムに、クレジットカードで現金が引き出せる「キャッシング」があります。キャッシングも気軽に借り入れができるので便利ですが、カードローンに比べて金利が高いというデメリットがあります。長期で借り入れをするのならカードローンのほうがお得と言えるでしょう。

カードローンの審査基準は

カードローンの審査にかかる時間は、各金融機関によって異なります。カードローンの申し込みでは以下の情報を確認します。

・氏名
・連絡先
・住所
・家族構成
・年収
・勤めている会社などの情報

以前にカードローンによる借り入れをした経験した方は、借り入れしたときの情報も確認されます。何も問題がなければスムーズに進みますが、審査に必要な情報を誤って申請すると再度確認が行われます。余計な時間をかけないために、情報は正確に記入しましょう。

確認が取れると借入先の銀行から本人に電話があります。その際に「お金が必要な理由」「希望の借入額」などを質問されるケースがあります。前もってどのような質問がされるのかを想定し、回答を準備しておきましょう。

最近では審査にAIを用いる会社もあります。AIによる審査はSoftbankとみずほ銀行が共同で立ち上げたジェイスコアという会社がいち早く活用しており、質問形式で審査を進める流れです。具体的には500以上の質問内容の中から、不作為に選ばれた20の質問に答えます。

素早い融資が可能なカードローン会社一覧

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申込可

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※1利用限度額が50万円以下、且つ他社を含めた借入総額100万円以下の場合
※2申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
※2当社調べ

審査なしで利用できるカードローンは?

日本では審査なしで利用できるカードローンはありません。日本には賃金業法という法律があり、会社が企業や個人に融資をする際には審査をしなければならないと定めています。

もし、審査なしでカードローンが利用できる場合には、会社が法律を守っていないことになるのです。審査では主に返済能力の有無を確認するので覚えておきましょう。

審査の甘いカードローンは

賃金業法に定められた方法で審査をするため、審査の甘いカードローンは存在しません。ただし各会社によって成約率が異なるので、成約率の高いカードローンに申し込めば通る可能性も高まるでしょう。

一般的に消費者金融のほうが成約率は高く、大手消費者金融のアイフルやプロミスでは40%を超える成約率です。急な出費によって借り入れを必要とする場合は、消費者金融のカードローンを選択肢に含めるのがよいでしょう。

カードローンに通る基準とは

次にカードローンに通る基準を具体的に見ていきましょう。

安定した年収がある

審査に通るためには年収より低い借入金額を希望しましょう。カードローンから借り入れ(キャッシング)ができる金額はだいたい年収の半額もしくは同額程度が上限だと考えられているからです。

収入が少ないと高額の借り入れは難しいかもしれませんが、毎月安定した収入があるのなら借入金額を減らすことで審査に通る場合もあります。審査を申し込むときは1つの会社にこだわらずに、複数のカード会社を候補に入れておきましょう。

「ブラックリスト」に載っていない

過去に返済が滞ってブラック扱いになってしまうと、審査に通る可能性が低くなります。ブラックリストに載っていないことを確認した上で申し込みをしましょう。

過去にブラックになったことがあるにもかかわらず、「審査に通るはずがないが、もしかしたら通るかも」と複数の会社に同時に申し込みをする人もいます。

しかし、情報はほかのカード会社と共有しているので、「お金に困っているのではないか」と疑われることでより審査通過が困難になるでしょう。短期間で複数の会社にカードローンの申し込みするのは避けるべきです。

現在の借り入れが少ない

他社からの借り入れがある場合でも、借入額が少なければ問題はありません。申し込みをする際には、他社からの借り入れをできるだけ少なくしましょう。

カードローンでは総量規制が設けられており、年収の3分の1の金額を他社から借り入れている場合には審査に通りません。消費者金融、信販会社、クレジットカード会社からの借り入れがある方は、どのくらいの金額を借り入れているのか確認しておきましょう。

住宅の居住年数と住宅ローンの有無

カードローンの審査では居住年数や住宅ローンの有無も確認します。居住年数が短いと返済遅延が起きたときに逃げられる可能性があるので審査が厳しくなるでしょう。一方で持ち家の方については、逃げられる可能性が低いので有利な審査が可能です。

実家に暮らしている方についても、返済が滞った場合に同居者による返済の肩代わりを期待できるので審査に通りやすいでしょう。

職業と在職年数

カードローンは職業によって審査の有利度が変わります。上場企業の社員は収入が多く、返済能力が高いので審査に通りやすいでしょう。公務員についても、退職する可能性が低いので審査に通りやすくなります。

在職年数が長いと、カードローンを利用した後に退職するというリスクが低いので審査を有利にできるでしょう。

収入の安定度

カードローンでは、収入額ではなく安定度も確認します。自営業や会社営業の方は、収入が一時的に多くても状況によっては収入が激減する可能性があるでしょう。公務員や会社員は安定した収入が得やすいので、審査を有利にできるでしょう。

パートやアルバイトについても、収入は会社員よりも少ない傾向にありますが、安定した収入を証明できるならば審査が通りやすくなります。

カードローン審査の手順とは

カードローンに申し込むときには、書類の準備や申込書の正しい記入をしましょう。ここでは、カードローン審査の手順を紹介します。

審査に必要な書類を準備する

最初に審査に必要な書類を準備しましょう。書類に不備があると、審査が長引いたり審査に落ちたりする可能性があります。カードローンの審査では本人確認書類と収入証明書を用意しましょう。具体的な書類は以下の通りです。

本人確認書類にあたる書類 収入証明書に該当する書類
運転免許証
健康保険証
パスポート
在留カード
特別永住者証明書
外国人登録証明書など
源泉徴収票
給与明細書
所得証明書
市民税や県民税額決定通知書など

カードローンの申し込み条件を確認する

各会社でカードローンの申し込み条件を定めています。一例として年齢制限、収入に関する条件、過去のカードローンの使用に関する条件などがあります。条件に1つでも満たしていない場合は、他の条件をクリアしていても審査に通らないので注意しましょう。

カードローンの申し込み条件は、申し込みをする会社のホームページに記載されているので確認しましょう。

必要な情報を正確に記入・入力する

カードローンの申し込みでは個人情報を記載します。返済能力を有しているか、融資をする上で問題はないのかを確認するために必要な情報なので、正確に記入または入力しましょう。審査で必要な情報は、大きく分けて個人に関する情報と勤務先に関する情報です。具体的な項目は以下の通りです。

個人に関する情報
・名前
・性別
・年齢
・連絡先
・住所
・住居の種類と居住年数
・年収
・他社の借り入れに関する情報

勤務先に関する情報
・勤務先の会社名
・勤務先の住所
・勤務先の連絡先
・勤続年数

入力項目に誤りがあると、審査に時間がかかります。場合によっては虚偽の記載をしたとして審査に落ちる可能性もあるでしょう。スムーズな審査をするためにも、正確な情報を記入しましょう。

審査にかかる時間は会社によってまちまち

審査にかかる時間は各会社で異なります。一般的に消費者金融は即日融資が可能ですが、銀行系のカードローンは独自の審査基準や貸付金額の上限を設けているので時間がかかるでしょう。また、信販系や地方銀行はクレジットカードを作る時間と同じ審査期間を設けているケースが多く、1週間かかることもあります。

カードローンの審査に通るための注意点

カードローンの審査の内容は各会社で異なっていますが、審査に通るためのポイントは存在します。ここでは、カードローンの審査に通るための2つの注意点をまとめました。

必要な情報は正直に、正確に提出する

審査に通りやすくするために、あえて年収を多く見せたり他社の借り入れ状況について記載しなかったりする方がいます。

信用に関する情報は、消費者金融系の場合「日本信用情報機構JICC」や「シー・アイ・シーCIC」の2社で、銀行の場合はさらに「全国銀行信用情報センター」が管理しています。そのため、虚偽の記載をしてもすぐに見破られるでしょう。

信用情報の内容と申込書の記載内容に差異が生まれると、審査結果に影響を与える可能性があります。必要な情報は正確に提出しましょう。

審査の担当者に好印象を与える

カードローンでは「審査に必要な情報についての確認」や、「不備の確認」などで審査の担当者から連絡をもらうことがあります。審査に通りやすくするためには、担当者に好印象を与えるようにしましょう。

例えば、担当者から質問をされたときには丁寧な言葉遣いで対応します。また、質問の回答については正直に話しましょう。

申込書でカードローンの申し込みをする場合でも、担当者が読みやすいように丁寧に記入すると好印象を与えられます。

借入金額はどのように決まる?

他のカード会社などで借り入れしている場合、その金額を含めた年収の3分の1程度までに設定しているケースがあります。その金額を意識せずに借入金額を設定すると、審査に落ちる原因になることもあるので注意しましょう。審査通過のためにも、年収と借入金額のバランスが問題ないかどうか、一度自分の借り入れ状況も含めて確認するとよいでしょう。

複数社のカードローンに申し込める?

カード会社は個人に融資をするかどうかの判断を、信用情報をもとに調べています。信用情報の中には「カードローンをどれくらいの会社に申し込んでいるか」という内容も含まれていると考えられます。たとえ複数社のカードローンに申し込めるとしても、件数が多いほど金銭的に余裕がないとみられ、審査に影響するおそれがあるでしょう。

複数の会社のカードローンに申し込む場合、1か月で2件くらいまでにしましょう。カードローンを利用したいと考えているのなら、複数社のカードローンに申し込むのではなく、自分の条件で審査に通りやすそうな1社に絞り込んで審査に挑戦するのが賢明です。

ここで各カードローンの特徴を簡単にご紹介します。

大手消費者金融のカードローン

大手消費者金融のカードローンは即日融資に対応している会社が多いので、すぐに借り入れをしたい方にはおすすめです。注意点として消費者金融のカードローンは総量規制の対象となっており、借入限度額が年収の3分の1までになっている可能性があります。

銀行カードローン

銀行系のカードローンは、他のカードローンよりも低金利で利用できます。メガバンクの銀行系カードローンはATMが普及しているので、返済のときに手数料がかからないというメリットもあります。一方で審査には時間がかかることがあり、即日融資は難しいでしょう。

ネット銀行カードローン

ネット銀行のカードローンも銀行系のカードローンと同じように低金利での融資を提供しています。ただし、審査は厳しく、条件に適合していないと審査に通らないので注意しましょう。

カードローン審査のポイントを理解して申し込みを

これまで解説してきたようにカードローンは各会社によって審査の条件を設けています。スムーズな審査をするには、書類の準備と正確な記入を心掛けましょう。

審査の担当者から連絡を受けたときは、丁寧な言葉遣いで対応するとよい印象を与えられます。

これらのポイントを理解した上でカードローンの審査に申し込むようにしましょう。

金子賢司
監修者・金子賢司(ファイナンシャルプランナー)
立教大学法学部卒業後、東証一部上場企業に入社。その後、保険業界に転身し、ファイナンシャルプランナー(FP)として活動を開始。FPの最上級資格CFP資格を取得し、個人・法人のお金に関する相談を受けながら、北海道のテレビ番組のコメンテーターなどとしても活動している。

■保有資格:CFP、住宅ローンアドバイザー、損保マスタ