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好奇心と洞察力を武器にビジネスを創造する――2度目の転職で見つけた答え

今回紹介するのは、転職して3ヵ月にして様々なプロジェクトを牽引する才覚の持ち主、J.Hさんです。人当たりのいい笑顔と軽やかな口調で紡ぎだされるのは、深い洞察に基づいた哲学的な言葉の数々。

今回は、J.Hさんの仕事観・人生観を明らかにするとともに、2度の転職を経てZUUに根を下ろした理由をうかがいます。

プロフィール
2012年早稲田大学卒業。大手損保保険会社に入社、個人営業に従事。2014年株式会社リクルートマーケティングパートナーズに入社し、大学のブランド戦略やスタディサプリの営業を務める。
2019年株式会社ZUU入社、社長直下の様々なサービス開発やプロジェクト立ち上げに携わる。

40代の上司が同じ仕事をしていることに危機感を抱いた

――まず、これまでのキャリアについて教えてください。

J.H:僕は2012年に大手損保保険会社に入社し、北海道の室蘭で2年間働きました。仕事は順調でしたが、40代の上司を見て、自分とほとんど仕事内容が変わらないことに危機感を抱きました。

このままここにいたら、20年後もきっと同じ仕事をしているだろうなと。だからMVP賞をとったタイミングで、転職を決意しました。

色んな会社を検討した結果、僕が選んだのはリクルートでした。リクルートでは、大学のコンサルティングを経験しました。大学のブランディング戦略を練って高校生とマッチングしたり、学部を改組したり。教授陣や理事長を巻き込んで大学組織を変えていくのは、やりがいがありました。

リクルートでは他にも、高卒の採用市場を変える新規事業を立ち上げたり、勉強の地域格差をなくすためスタディサプリの営業をしたり、さまざまなことに挑戦しました。

でも結局、「できているプロダクトを売るだけではつまらない」と感じ始めたんです。事業を作る側になりたいという想いが強くなり、ZUUに入社しました。



――ZUUに入社した決め手は何だったんでしょうか。

J.H:「自由に挑戦させてくれる会社」というのがZUUの第一印象で、入社後もその印象は変わっていません。ZUUでは、事業資本・固定資本・金融資本・人的資本という4つの資本の考え方を大切にしています。これらの資本を掛け合わせて新規事業を創造し、発展させていくというのは、純粋に面白いだろうなと。

あとは、ベンチャーの成長速度を維持しながら優秀な人材が集まっていることにも魅力を感じました。逆にいえば、言われたことしかできない人にとっては、居心地の悪い会社だと思います。与えられる仕事というものはないので、自分で課題を探し、仕事を築いていかなければなりません。

本質を見抜き、新しいことを一から創造する。そこに喜びを見出せる人は、ZUUに向いていると思います。自分が動かないと、結局は事業も自分も何も変化しません。動ける人間だけが、未来へと駒を進められるんだと思います。

ビジネスを創造することは、後世に遺伝子を残すこと

――ZUUで実現したいことを教えてください。

J.H:抽象的な表現になりますが、僕は人生で「遺伝子を残したい」と考えています。

生物学的にいえば子どもを作ることですが、もっと広い視点で考えたら、ビジネスでも同じことがいえるんじゃないかと。自分が生み出したビジネスやサービスが1つのデファクトスタンダード(事実上の標準)として後世に伝われば、自分の遺伝子を残したことになります。

だからこそ、「今は存在しないものを形にする」ことをZUUで実現したいと思っています。

逆算的に物事を考えれば、人生の最後には必ず死が訪れます。「どういう風に死にたいか」を考えることは、「どういう風に生きたいか」を考えることにつながります。

僕は「家族や仲間に囲まれて死にたい」と思いました。そしてそのためには、何かしら生きた痕跡を残す必要があるんじゃないかと。

僕がこういう風に考えるようになったのは、大学時代にバックパッカーとして海外を旅してからです。「人の命はあっけない」と感じる場面にいくつも遭遇しました。77億分の1の自分はちっぽけだと思う一方で、せっかく生まれ落ちたからにはひとかどの人物になりたいという野望もありました。

こういう想いが巡り巡って、今の自分の仕事観を形作っていると思います。

「知る喜び」が自分を突き動かしてきた



――ZUUには「全員開拓者」というバリューがあります。蛭田さんの仕事観は、まさに開拓者という感じですね。

J.H:「全員開拓者」というバリューは僕の性に合っています。ZUUの代表取締役の冨田は、基本的に社員の意見を否定しません。

「確かにそういう考え方もある、でもこういう考え方もある」というスタンスで、自分の考えを押し付けないんです。やりたいと手を挙げれば任せてくれるZUUの風土は、冨田の姿勢からきているのでしょう。

そういえば僕の両親も、僕の自由をとことん尊重してくれました。「生きて、人に迷惑さえかけなければいい」と言われて育ちました。そんな環境だからこそ、僕は物事を深く考えたり、あらゆることを複眼的にとらえたりする力が身についたのかもしれません。

――J.Hさんにとって、仕事のモチベーションの源泉はどこにあるんでしょうか。

J.H:僕の内側にあるのは「知らないことを知ると楽しい」という感覚です。見知らぬ土地、見知らぬ食べ物、見知らぬ人――すべてが知的好奇心をくすぐるもので、僕にとっては魅力的です。

僕は人間の考え方や人格形成にとても興味があるので、人と関わることも大好きです。逆に、自分が相手と接する時は、新たな視点や洞察を与えられるよう意識します。自分と会うことに付加価値をつける姿勢は、セールス場面でも役立っているかもしれません。

ZUUには「ロック・U」というバリューがあり、「相手の期待を超え、感動をもたらす」ことを大切にしています。人生経験や日々の思考を通じて形作られた僕の考えが、相手の考えを刺激し、新たな観点を与えられたらそんなうれしいことはありません。

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